この3品は元和歌山機関区で機関士をしていた方からの頂き物。
この方Nさんは国鉄入社後に機関助士から機関士へ、C57・C58・D51に乗務して、
SL全廃止後はDF50そして電気機関士から、電車運転士を務めて退職された・・・・

和歌山線のSLが廃止となるとともに、和歌山機関区でのSL配置がなくなる時に、
鷹取工場にてSL最後の全般検査と合わせ、C576の複製ナンバープレートを製作、
社員の方を中心に販売された、Nさんは友人の検修社員の方から実車の記念にと
C576号機の運転台のバルブ類を譲り受けた、C576はその後も使用線区があり、
なくなつたバルブは機関区に山とある予備品を転用、元の状態にも度された。
新品のバルブにかえられたC576は、その後一時期播但線で使用された後に、
廃止前に全般検査を受けていた為に、北海道に移動して使用されて廃止となる。
Nさんは私の師匠であり個人的にも親交があり、退職時にこの2品を託された。
👇C577号機の蒸気分配弁(中央が発電気用だと思う)
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👇2つの託されたバルブ 左・発電機  右・見送り給油器
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👇使い込まれてピカピカの見送り給油器調整ハンドル
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👇蒸気分配弁 発電機用ハンドル (左は予備品のハンドル)
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当時の話では小さいほうのバルブハンドルは、見送り給油機の調整用ハンドル、
大きいほうは蒸気分配機バルブの一つで、記憶では発電機用(ATS?)の物らしい、
もう一つは予備品で和歌山機関区火づくり場の、要するに鍛冶屋(鋳物場)製とか、
予備品の一つでこれと同じものに交換して、現車(C576)取り付けられたらしい、
この2品の鉄道部品を託したNさんは、3年前に他界してしまい当時の話は聞けない、
車両の番号を知るための刻印等は無いが、記憶が引き継ぐ車両部品の一つだ。
私はこの部品を誰かに引き継ぐことができるのであろうか?