1983.8.28
ヌクイ沢での一夜は大変快適であった・・・前夜の夜行列車の疲れも取れたと思う。
前日の誤りを修正するべきで体調の調整を兼ねて今日の行程は五色が原までとする。
本当は一の越あたりまで生きたののではあるが、前日の事もあり様子見を兼ねた行動、
今日は五色が原を過ぎて一の越五色が原までと決まれば歩行時間は4時間程度になる、
平の小屋泊まりの登山者が通過していった、そして出発は9:00今日もピーカンな天気だ、
夏山の最盛期を過ぎて秋風が流れてきてもよい時期なのに、朝から気温はうなぎのぼり、
天場から谷を詰めて苅安峠へ直登が始まる、やはりザックが重く思うように足が進まない、
👇苅安峠にて・・ここまでは樹林帯の急登が続いた。
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👇黒部湖と針の木岳を背に稜線を行く。
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👇槍ヶ岳が見えた!
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背中から陽にあぶられて汗が噴き出す、途中で池がコーヒータイムと言って湯を沸かしだす、
休憩が長くなり30分が1時間となりそのまま昼食、どうも暑さの為か重量の為か足が重たい、
上部に五色が原の台地状のヘリが見え始めると、稜線に飛び出し付近の山々が見えた。

15:00過ぎに五色が原の一角に飛び出す、後立山や奥黒部の山々がガスの中から浮かぶ、

きょうも4時間の行程に6時間を要した何かおかしい、テントを張り五色が原の散策に行く、
👇鳶山の鞍部にて
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👇鳶山から眺める五色が原と立山
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👇五色が原はもう秋の装い 後方は針の木岳
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鳶山から眺めた立山カルデラは多くの車が行きかう、高低差と大鳶崩れの岸壁がすごい、

富山方面の西空には大きな入道雲が湧き上がる、天場に戻り明日に備えて早い目の夕食。

取り和タイム、夕刻に黒部ダム方面から来た大学生は一気にダムからここまで7時間

食事中に到着したダム方面から来た登山者は、30Lほどの小さなザックに軽装で驚かされた、
黒部ダムから出発し我々と同じコースを1日で、荷物が違うし夕食も行動食程度のもの、
彼らも明日は剱沢まで入るそうで同じコース、あのハイキング程度の荷物fならば可能か、
それよりもわれらは明日は同じコースを行くのだ、出発は5:00を予定して早い目に就寝。