数年前に吉見坂付近の露頭の転石から、15㎜の小さいアンモナイトを見つけた、
熊住池から矢熊池を結ぶ線上の北寄り、上部白亜系のAlbian階の地層が分布し、
過去の工事においてMariellaMortonicerasが産出、研究もなされている場所だ、
(参考文献 Discovery of mid-Cretaceous ammonoids from the Aridagawa area,
Wakayama, southwest Japan  和歌山出身の御前先生の論文)
付近の露頭で採集できる場所は皆無で、みかん畑の間の林間で転石を確認した。
灰白色のシルト質泥岩が多いが風化が激しく、Desmocerasの印象が見つかった、 
 I376
数か所でボウズを食らいながら探す、吉見坂付近の林間の転石を割り砕いた時に、
1円玉サイズの不完全なアンモナイト、小さいながらも正常巻きの不完全な個体、
アートナイフで何とか臍の部分も分離できた、小さすぎて初房部分と思われる。
形状を観察すると分岐肋なし、密巻き、肋に2か所のコブ、螺菅の内側の突起
螺菅の背の部分が突起状を成しキールが無い、肋の間隔が広いを考慮して同定、
ただし初房に近い部分であるために、成長した姿とは幾分違う印象・姿である、
この事を考慮+だったらいいな~も加え、個人的にMortonicerasと同定した。
  YAMA6620 (2)
 Mortoniceras sp. 15mm 和歌山県有田郡有田川町
  中生代上部白亜系 松原層? Albian?

YAMA6629
この付近を採集された方及び、この化石の正体がわかる方いましたら教えて、
なんだかんだで3年以上ほったらかしの石、同定して一応白黒つけました・・・。