有田層の産地では最も高所にあると思われる露頭、矢田池の採石場と同じ地層だ、
産地で化石採集しながら鉄道写真もOK、私には楽しい採集地の一つになっている。
今回は先の採集者が崩した安全な崖ので採集、ほとんど転がっている石を割り採集、
崩されてから相当時間が経過しているので、石の表面は雨に現れて泥が流れ落ちて、
表面が観察しやすくなっているの状態、割るよりもまず表面観察が必要な状態だつた。
此処の石の特徴は泥岩と砂岩になるが、泥の質に大きく傾き風化が早いと言う石が多い、
元より化石本体が残る岩質ではないので、本体は溶け去り両面とも雌型と言う状態だ、
表面観察ではアンモナイトやウニの部品が多く、三角貝は完全体も多く見つかった、
クリーニングごの水洗は避けてブラシで泥を落とし、パラロイドで保護を行っている。
👇Shasticrioceras nipponicum (シャスティクリオセラス・ニッポニカム)
  YAMA6715
👇怪しい  Crioceratites asiaticum (クリオセラティテス・アジアティカム)? 
  YAMA6710
👇Phyllopachyceras sp. (フィロパキセラス属の一種
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👇Anahamulina sp.  (アナハムリナ属の一種)
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👇 Cytheales ?(ヘゴ属の化石・葉の付け根部分の印象化石)?
  YAMA6722
スケールはすべてが1㎝になります、Cytheales(シソカリアス?)は久しぶり、
以前に門田先生のところで現物を見ていなければ、プリカチユラと同定したはずです、
先に採集した物は和歌山県自博に寄付したので、この標本は不完全ですがキープです。
写真2番目のアンモナイトは怪しいですね、これ以外にも部品はたくさんありましたが、
断片的なものが多く泣く泣く現地に放置、まだまだ訪れたい産地となりました。