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クリーニング途中二つのパキの分離がうまく行かず、しかたなく割ることとなってしまった、裏側のパキは圧力で気房部分がつぶれていたが、住房の部分は保存されていた、殻口に近い部分まで保存されている、もう一つの方は保存されている殻口部分はまだ気房部分なので、失われた住房部分を考えると相当大きなものとなるはずだ、ノジュール表面に見られた住房と思われる部品が、このパキのものだとすると500mmくらいの大きさだろうか、殻表面の肋の感じからするとパキディスカス・アワジエンシスが最も近いか? この産地では2個体が同じノジュールの中から見つかることが多い、この標本でも肋の出方の違いや大きさから、雌雄と見ることも可能なのではと思えてくる、ただ単に子供と大人かも知れないが、このようなことを考えながらクリーニングを進めていくのは楽しい。