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本来ならば今日は近畿地学会の例会で、三畳紀の化石産地で化石採集のはずだったが、どうしても抜けられない地区の用事で参加できなかった、痕が採集が叶わないであろう産地だけに残念だ、午前中所要を済ませて午後は標本の整理、きび谷産のサメのは化石の整理を行った、この産地の母岩を見ると蕎原のような大型のアンモナイトが見つからない、ただ採集できなかっただけかも知れないが、隣の大川と300Mも離れていないのに岩質がまったく違う、畦の谷で泥岩層の最下部層に成るのか、堆積学的には時代が古く成るようだ、工事中に確認したのだがこの泥層の下にはレキ層と花崗岩の層が見られた、どちらかと言えば、滝の池の岩質に似ている、この産地での分からないことがまだまだあるが、残念ながらこの産地は工事終了とともに消えてしまった、絶滅生物の再度の絶滅だ、不謹慎かもしれないがもう一度傭壁の崩落事故があれば採集が出来るのだが・・・、もとい付近で大きな道路工事があればいいのだがでした。