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化石とは・・・一般的には化石の英語 Fossil(フォッシル)とは,ラテン語で『掘り出されたもの』で

あります、過去に生きていた生物の痕跡が一般的ですが、呼んで漢字のごとく『化石』の石に化けると

いう日本語の漢字に当てはめれば、胆石・結石も化石の範疇に入れられるのではと解釈する家主です!


かんたんな腹腔鏡手術で取れると思った石だったが、思ったよりも石が大きく又炎症がきつい為に、開

腹手術となった、浣腸をして麻酔が入れられると後のことは何も覚えていない、最後に見たのは背中に

入れられた麻酔の管だった、気が付いたときは酸素マスクや体に付けられた管やセンサー、塞栓予防の

器具や尿道管などで身動きできない状況であることだけは分かった、2日目に状態を見て一部のセンサー

や尿道管が外されたときはま、だふらふらで起き上がることも出来なかった、体が石のように重く動く

と腹部から背中にかけて激痛が走る、硬膜?麻酔のおかげで何とか午後には起き上がり歩き回ることが

出来る状態になったがふらふら、主治医から摘出(採集)した石(化石)を見せられたときは自分でも

びっくりした、思っていたよりも石らしく無い大きなものは今計ってみると直径20mm長さ30mmが1

個、直径20mm長さ25mmが1個、少し変形した20mm×18mmが2個、直径5mm長さ3mmが1個で、

大きい方は犬のウンコそっくり、変形した方は硬く表面が磨かれて鏡のようになっている状態、こんな

ものが体内で作られるとは不思議でたまらない、採集された胆石はほぼコレステロール胆石で、混合石

タイプ、混合石の主成分はコレステロールらしいが、ビリルビンなどの胆汁色素を多く含んでいるほど

色が濃くなるらしい、自分の食生活を考えると生成過程がに頷ける部分が多い、なにわともあれ無事手

術は成功して、お目当ての石(化石)は手に入ったので標本番号を与える、順番にYSF200809251~5

ただ難点はこの標本たいへん臭いのです・・・消臭していつになったら標本箱に入れられることやら?