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石垣島に通い続けたわけは、コレが見たかったから!

石垣島に通い続けて5年、実は「モダマ」の鞘がぶら下がっているのが、見たかったのです、
現地に行ってエコツアーなどに参加すれば、確実に見ることができるでしょうが、
自分の足で探してみたかったのです、しかし鞘がぶら下がる時期には、なかなか行くことができず
うまく休みが取れたと思ったら、台風や不摂生の為に入院等でつぶれてしまいました、
12月から5月の間では、モダマの鞘は見ることができないのでしょうか、

今回、神戸から数年前に石垣島に移住した、G氏からおもしろい情報を戴きました、
12月に西部のK谷でモダマの鞘を見たというのです、もしかしたらまだ在るかも知れないから、行ってみたらと言うのです、ここは以前モダマの蔓を確認しているところで、谷全体がモダマ蔓だらけでの谷ですが、盗伐により未成熟状態で持ち去られることが多く、林床にもモダマは見つからないと言われているところです、もしかしたらと期待して家族で行くこととしました、

国道から細い未舗装の道路に入り、谷の最奥までここから徒歩ですぐの場所に、モダマの鞘はぶら下がっていました、外側から見ると6本が確認できましたが、蔓の真下に行くとたくさんぶら下がっているのが見えます、数えてみると15本が確認できました、双眼鏡で見ると花も見られます、とても高い位置にあるために、盗伐の被害から免れたようです、しかし林床には踏み跡があり多くの人が訪れているようです、鞘の状態からしてまもなく表被が外れそうなものもあります、4年間かかって初めて「モダマの鞘」に出会いました、よく見ると付近にはサガリ花や、ワニグチモダマやカショウクズマメなどの花も見ることができます、今回の旅でもっとも大きな贈り物でした。