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有田川地方の産地を回りました、

一番気になっていたのは「化石山」、5年前のイベントを最後に採集禁止になり、現在も立ち入り禁止が続いています、その化石山に重機がはいったと言う話が飛び込んできました、新たに教育委員会が野外活動地として借り受けたのか?・・答えはNOでした、重機は元の畑を切り開いていました、所々にこの産地の石が顔を出しています、採集可能なら割るには最適の状態ですが、新たな立ち入り禁止の札がかかり、元化石採集地には数匹のヤギが放牧されていました、またヤギ用の寝床(ハウス)などが作られています、ここでの採集は今後も無理のようです。

新しい化石採集可能地を見つけました、山土の採集が道路近くであり遠目にも露頭が見えた、手ぶらで現場に行き化石採集の許可をもらいました、急斜面を削り畑の埋め立て用の土砂を採集しています、尾根筋を上部から削り取る作業が行なわれていました、ここの取り付け道路付近の石から化石が出るようです、隣に見える路頭はこの冬から採集禁止になった産地、ヘテロプチコセラスやテキサナイテスなどが出るました、新産地は今日は作業を行なっていた為に、途中の取り付け道路の転石の表面採集をさせてもらいました、植物片や二枚貝やアンモナイトを見つけました、また産地下の道路工事ではゴードリセラスやイノセラムスが出ています、見つかったアンモナイトは、へそが小さくつるんとした表面でデスモセラスの仲間のように思えます。

*新しい産地に関しては、小さな産地のために、所在地を伏せていますヒントは公園です。

写真上 採集禁止(立ち入り)の続く化石山
写真中 新たに化石山の住人となったヤギたち 彼らの足元にはおいしそうな石が・・・
写真下 新たな採集地となるか?  アンモナイトデスモセラスの一種?