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娘からもらったノジュールのクリーニングだ。

ソフトボール大のノジュールの片隅に、ユーボストリコセラスが5個もくっついていた、
その内の3個は、一つの石に固定できることがわかってきた、
後の2個は接している面が悪く、これをくっつけるととんでもない物になりそうで、
今回は別標本とすることとした、ボロボロノジュールの名に負けず、本体は所々溶け込んでいる、
これを無視し集合体と言うことでまとめてみた、どちらも本体は3巻きしかなく、所々溶け込んで空洞化しているが搭状に巻くタイプだ、左巻きと2個と右巻きが1個であることが確認できた、
生活環境などで右巻き左巻きが出来るのだろうか?、それとも雄・雌で巻きが違うのか、
いつも思うのだが、こんな体型で遊泳することが出来たんだろうか?
実際どのような生態かは、現物が絶滅してしまっているので、確認できず想像の産物となるが、
この地層・時代からはたくさん見つかることから、異常巻きと呼ばれるような異状ではなく、この巻き方がこの種のアンモナイトの進化の到達点だったのだろう。

ノジュールを1個もらったかわりに・・・・クリーニングしたユーボストリコセラス3個と、テトラゴニテス3個を盗られた、ま~いいか。