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化石仲間のN氏に、二川層に関係する化石の捜索依頼をしたところ、おもしろい話を聞いた。

外和泉層群鳥屋城層と呼ばれているところなのだが、この付近は他の地層が複雑に絡み合い、
場所によってはとんでもない化石が出ることがある、N氏は鳥屋城層と呼ばれるところで、
小型の二枚貝イノセラムス・ウワジマエンシス (Inoceramus uwajimensis)と思われる物と、
ポリプチコセラス(Polyptychoceras ?)と思われる化石の一部を採集したというのだ。

ちょっと野暮用で同地区まで行く用事があり、その付近で地層の観察を行なってみた、
場所はもろ鳥屋城と二川層の境目(地質図)である、ただしここから50Mも谷筋を進めば、
おなじみのナノナビスやデイデモセラスが見つかる場所で、以前から何度も採集時に通る場所、
細砂質シルト岩と呼ばれるつるっとした泥岩が、ほどよく風化を受けている中に、小さなノジュールが
多産するところで、地層全体が泥岩なのに頁岩ぽく地圧により変成を受け美しい地層が見えている。

表面を観察しながら、地層中にたくさん見つかるノジュールを、手当たり次第にカベから穿り出し、
淡路のT野で見つかるカニ玉のジュールに似ていると思いながら、割り続けたが成果無し、
ノジュールの中はほとんど泥でどちらかと言えば、表面が酸化鉄の作用だろうか硬くなっている、
ひときわ大きなノジュールを見つけて穿り出したところ、表面にアンモナイトの肋のような模様が、
泥を洗い落としている、ぼろぼろと4個に割れてしまったが、紛れも無くアンモナイトの部品だ、
思い当たるのはデイデモセラス、キャナドセラス、パキデイスカスだが層準的に考えてどちらも怪しい、
そのアンモにしても層準的に下すぎるのだ、時代的にはアナゴードリセラス?も考えられるが、
今までこの付近で目にしているアンモナイトでは、パキディスカスが一番怪しい・・・・
ただパキはここではデイデモの上から見つかることからこちらも怪しい・・・

正体不明のアンモナイトはナンなんだろうか? それとも2次堆積(再堆積)による吹き溜まり品か?
ここいらの地層は謎ばかりです・・・何せ白亜紀前期のプテロトリゴニアまで見つかるのですから・・・