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4月に北海道に行った友人Yのお土産は、アンモナイトの化石だった。

化石のことには詳しくないが、時々仕事+観光で方々に行くことがあり、
お土産と一緒に化石や、わけのわからないものも良く買ってきてくれる、
時々驚かされるものもあるが、本人にはまったく趣味として共通するものが無く、
家に来たとき「こんなもの集めているの・・ふ~ん」と私の収集物を眺めている。

旅行の折、何でも立ち寄った観光物産店に、磨かれた80cmほどのアンモナイトが置いてあり、
値札には130万円の文字が、冷やかし半分で値切ってみたら75万円まで下がったとか?
それでもおみやげ物には程遠い値段なので、他のものを物色していたらこれだったら買えるでしょうと、
店のおじさんが取り出した石の塊には、500円サイズのアンモナイトが見えていたらしい、
1500円と言うのを750円まで値切って購入したそうだ。

おみやげ物としていただいた石には、産地だろうか北海道苫前郡苫前町の文字があった、
表面のアンモナイトよりも、少し見えていた黒い物体に興味がわき、表面のアンモナイトと石を削ると、
予想どうりのものが飛び出してきた、先端部分は無くなっているが、アンモナイトの顎器だ。

表面から掘り進むと、ネオフィロセラスとフロセラスらしきアンモナイトが、たくさん含まれている、
こいつらの顎器だろうか、同じ石から2個の顎器とアンモナイトが10個ほど、すべて500円サイズ、
苫前町産と言うことで、時代からしてサントニアンだろうか?生存期間が長いアンモナイトだけに、
種類を特定するのは厄介だが、それにも増して産地の特定に関してはもっと難しいだろう・・・。

おもしろいものをお土産にくれた友人に、お礼をしなくてはいけない
クリーニング中に、コロッと分離したアンモナイトでキーホルダーでも作ってお返ししようかな?。