イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

今回の例会、現地採集時間はたったの1時間しかなかった・・・
案内を兼ねてシルル紀の産地に行くことにした、潮は満潮で海岸は狭いが、
波で洗われた石が多く、転石探しも期待できる状態であった、以前から採集を続けている、
クサリサンゴが見つかった石は、参加者に譲り他の石を割ることにした、
今回の持ち帰り石は写真上の3個だけ。

1個は海岸で見つけた大きな石、濡れた状態で表面になにやら見えていたので持ち帰ったが×

1個はクサリサンゴが見つかった石の近くの、クラックの多い石(写真中)を持ち帰った、案の定、
この石にはサンゴや層穴虫(S)やウミユリの部品が多く、クサリサンゴの部品(K)が入っていた。

最後の一個は、以前割ってほったらかしにしていたクズ石の持ち帰り、この石からは以前紹介した、
三葉虫の尾部?かも・・・本当は腕足類でしたの石です、かなり大きな石だったのですが2年がかりでバラバラにしました、この石から他にもウミユリや、四放サンゴ・トリプラズマ、小さいながらもフアボシテスも1個見つかっています、今回も白い部分が気になり持ち帰りました、グラインダーで280番まで削り込んだ時点で、日石サンゴ(写真下コントラストを強調しています)であることがわかりました、この石の半分はまだ現場にあることから、次回には回収しなくてはなりません。