イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

デディモセラスのクリーニングを始めた。

山から持ち帰り、洗浄ご乾燥を行うこと10日、石の固さを確認しながら不要な部分の石を取り除く、

小ハンマーで表面の皮をはがすように割る、固く火花を散らすほどだが内部はいくぶん柔らかそうだ、

デディモセラスの死後海底で掃き寄せられたのか、たくさんの貝や植物片が含まれていた、

死後割合早い時期に埋められたのだろうか、化石本体の表面には着生貝などは見当たらないが、

ナノナビスや小型の二枚貝が多く含まれていることがわかった。

大体の予想したように化石本体は入っているようだっいたが、住房部分での途中で事態は一変した、

住房が繋がっていないようなのだ、搭状部分の初房部分は失われているが2巻きあることが確認できた、

搭状部分からお下がり部分に移る部分が見つからないのだ、この部分が失なわれているようなのだ、

表面に見えていた部分は住房部分の先端ではなく、移行部分でノジュールの表面に露出していたのか?

または途中で折れた状態で、ノジュールの内部に残っているかのどちらかと推測される、

これ以上の大割でのクリーニングを終了、以後は小タガネでのクリーニングに切替だ。