2個目のノジュールは某?道路工事現場がデディモ層を貫通した時の標本、ちょうど6年ほど前ですか?その時期新しい職場に変わり、その仕事を覚えるために化石どころではなく、工事の中盤になって状況を把握したために、一番よい時に採集に行くことができず、ここからは相当のノジュールが採集されたようでいまだに悔やまれる産地です。唯一のノジュールは直径8cmで大きな団塊(ノジュールとも言う)の表面にちょこんと飛び出していました、まったく風化を受けておらずガチガチの石灰質(ガラス)で、表面に黒く搭状部分からお下がり部分まで見えています。
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表面に見えている部分からは、デディモ本体の殻の部分がわかりずらいのと、表面の模様でだまされているかもしれないので、搭状部分思われる部分の確認の為にハンマーを当ててみました、写真下のような化石本体(気房)が姿を現しました。
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この確認状況と表面に出ている部分を考慮して予想図を書いてみました、相当小さな個体または未成熟固体と思われます。以前このようなノジュールをクリーニングしたことがあります、この時は住房部品だけの状態で落ち込みました(下記URIへ)
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このノジュールもまさかと悪夢がよみがえりましたが、今回のものは大丈夫のようです、ひいき目に見てこんな感じで入っているかな?という写真が上記です。でも怖くてクリーニングができません。こいつも放置(ノジュール標本)かな?
 
さて今日から3連休(お正月休み)です、明日は初採集の予定です・・・有田層または御山となりますが、年の始めのボウズだけは避けれる産地に行こうと思います。