海岸で旺盛な繁殖力で、勢力を伸ばしているハマナタマメ。
以前は南西諸島や沖縄の植物だと思っていたら、意外と身近な植物だった、
紀伊半島でも広く分布し、北部の加太付近の海岸でも見ることが出来る。
試しに自宅の畑に植えてみたら、芽を出し花まで咲いたが実を結ばなかった。
イメージ 1
この親戚に当たるナタマメを、お茶にする目的で隣の人が栽培している、
隣の畑から越境して来るナタマメも、Canavalia科に含まれる栽培種で、
野生種にも仲間が多い、サイズこそ違うがハマナタマメもその一つだ。
イメージ 2
 
イメージ 3
    上の写真ナタマメと串本海岸のハマナタマメを比較の為に並べてみた、
 
同じマメの野生種で、ナガミハマナタマメやタカナタマメなどがあるそうだ、
海岸に漂着するマメの中には、マメの大小やがま口の形の違うものが見られる、
特にナガミハマナタマメとハマナタマメの、花色も同じで区別がつけにくいとのこと、
栽培種の一部以外には、マメに毒素を含むものが多く食用には適さないとか・・・
石垣島の海岸で見た、黄色いマメの花はどちらのマメのものなんだろう?