久方ぶりの投稿です、
台風一過の産地・・・産地に通じる道路はいまだに迂回路と一部通行止めが続く、
通行止めで立ち入ることが出来ない部分の、産地が気になるが冬までお預け。
 
ここの産地でも棘皮動物が多く見つかる、分離がいいものもあるが、
ほとんどが泥岩に埋もれて剥離が悪く、小さなのジュールと間違えることも多い、
分離がいいものは反対に脆く、つまり雌型がきれいに保存されている状態で、
本体は溶け去り採集後に、石粉粘土のフアンドのお世話になることが多い。
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Niponaster sp, ニポナステルの一種
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Pentacrinid sp, 五画ウミユリ・ペンタクリヌスの柄の部分
 
これ以外に松葉石と呼ばれる、細い針状のウニのトゲと思われる化石が見つかる、
又単体サンゴなども見つかるが、風化面以外では母岩との分離が悪く、
採集後のクリーニングに手こずる厄介な化石だ。