鳥屋城層からのウニ化石で、完全ななものは1個しか見つけていない、
いずれも道路工事中の泥岩から、分離の良いものがポロツと出てきたものだ、
泥岩中にはウニ化石の本体が、壊れて部品状態となった物が含まれる部分がある、
水流により死後集められた後、埋没して壊れたものだろうか?
私が見つけたウニ化石は、ブンブクウニの仲間ニッポノアスターと思われるが、
上部層からは、棍棒のような刺を持つキダリスウニなども見つかっています。
 
Spatangoida gen.et sp. indet.   (ブンブクウニの一種)
     外和泉層群鳥屋城層 上部白亜系カンパニアン
     和歌山県有田郡有田川町(旧金屋町)産
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R424道路工事現場から見つかっらもの、ノジュールの表面にくっついている。
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デディモセラスのジュールにから見つかったもの、歩帯ウラ側がよくわかります。
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お馴染みのポロット取り外せる化石、裏表ともに保存された完全体らしきもの。
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上部のパキディスカス層で、パキディスカスアワジエンセと共産したウニ化石。
化石は取れるうちに採っておかなければならない、絶滅する心配は無いのだ、
乱獲けっこう許可を得て荒らしまくりましょう、いずれまた埋められる運命だから・・・