鳥屋城層のアンモナイトといえば、異常巻?ではデディモセラスとボストリコセラス、
正常巻?ではテトラゴニテスとの、言葉が帰ってくるほど有名なアンモナイトだが、
谷筋を探す採集方法では、そう簡単に見つかるものではない。
バイパス工事の時には、そのへんに転がっているというくらい多産した・・・・
最も多く見つかるのが、住房部分の一巻きが保存された状態で見つかる(写真下)
 
Tetragonites popetensis   (YABE)
軟体動物頭足類時代    
時代 上部白亜系 カンパニアン   地層  外和泉層群 鳥屋城層
採集場所  和歌山県有田郡有田川町(旧金屋町) 
 
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タイヤのように住房分が保存され、へその部分は保存されていないという代物、
ちょうど気房部分は潰れた状態で、1mm程度に圧縮され保存されている。
ノジュール中から見つかれば保存状態が良好なのだが、風化面のノジュールは、
住坊部分がなんとか残っているが、気房部分は隔壁が溶け落ちているものが多く、
綺麗な幾何学模様を見ることができる、こういうノジュールは佃煮状態でグズグズ、
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写真中のような状態なので見た目が悪い、気房部分が失われたものも多くあるが、
どちらも雌型のへそが残っているので、粘土を詰めるだけで復元することができる、
写真下はイノセラムスノジュールの中から見つかったもの、裏側はイノセラ付き、
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一応殻と呼べる物が、方解石状態で表面を覆つて気房部のへそも存在する、
わりかし分離の良いものもあり、へその部分のクリーニングを楽しめる、
この標本はへその部分が、地圧によりずれているのがわかるが保存は良好。
 
アンモナイト発見のキーワードは、「イノセラムスによるシエルター」