ゴーサントこと昭和53年10月ダイヤ改正、目玉は紀勢線電化開業であった、
このダイヤ改正にあわせて、特急電車に絵入りヘッドマーク(サイン)が採用された、
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当時のヘッドマークは車輌の新生能化・改造で、当時の物は「くろしお」に残るのみ。
紀勢本線の381系にも改造の波が訪れる昭和63年(1988)スーパー化が行われた、
グリーン車のパノラマカー改造と合わせて、運転途中駅での増解結化改造だ、
編成車内の座席と設備のリニューアル、塗装も白を基調に赤と黄色に変更された、
名前も「スーパーくろしお」に改められて、京都・新大阪への乗り入れが開始された。

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●広川ビーチ~紀伊由良駅間 自然振り子装置を利かせて高速で駆け抜ける
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● 紀三井寺~黒江間 「くろしお」に臨時使用される、中間車は国鉄色(G車あり)
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● 上2枚 岩代~南部間 海岸線を楽しむため徐行運転(50Km/h)を実施
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●藤並~紀伊宮原間 クハ381には新しいヘッドマークが用意された

国鉄色の381系に比べてスマートな印象と、前面展望が楽しめて好評だったが、
1998年ごろ車内のリニューアルなどと合わせて、現在のJR統一色に順次変更され、
本線上から姿を消すとともに、2012年には名称も「くろしお」に統一された。