日本古生物学会の会報、「化石」と」「Paleontological Research」ご到着した。
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日本古生物学会は日本国内における、古生物を含む全般に対する論文紹介、
国内における情報の発信・普及を積み重ねている。
化石に関する情報など、海外発信・発表されるものが多い中で国内の情報収集、
古生物学全般に対する知識の参考書として、私にはなくてはならないものだ・・・・
ただし「Paleontological R」は英文、辞書片手でカタコト翻訳しか対応できない。
それでも写真と化石の名前の同定、産地情報などには大変重宝している・・・・
今号には次の2点の魅力ある論文が紹介されていた。

○和歌山県有田川地域の外和泉層群二川層より産する
    上部白亜系サントニアン階ーカンパニアン階軟体動物の化石  御前明洋
○Middle and late Canpanian (Late Cretaceous) ammonoids
         from the Urakawa area, Hokkaido, northern Japan

上段はそのまま日本語で読める、御崎先生の外和泉再検証シリーズ?、
下段は北海道浦河地方の白亜紀アンモナイト序層か?こちらは45Pの英文、
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中にはデデイモセラスの魅力的なカラー写真も掲載されている。