湯浅から始まった化石産地巡検、とうとう外和泉の東の果て(旧清水町)に来た、
クツワムシさえ鳴かぬ里・沼谷、春の巡検以来の訪問となった。


全て水流が綺麗に流し去ったようだ、ここ数日前に採集者が訪れたようではあった?崩されて適度に洗われた石からは、小型のアンモナイトやイノセラムスが見つかる。




Gaudryceras tenuiliratum
そして締めの産地はおなじ沼谷のアイノセラスの産地、大水で崩れた石は四散し、
割る石は河床に敷き詰められていた、片っ端から割りながら化石を探すと・・・・
アイノセラスらしき化石が見つかった、剥離面に入っているので剖出は困難か?

Jouaniceras (Ainoceras) paucicostatum スケールは1cm 白亜紀後期 二川層
30分プラスの化石産地巡検でしたが、確かな化石の有無?を確認できました・・・
ただし次回は見つからないであろう産地も、また多くあることが確認できました。