前回探査した水銀鉱山跡、今回は頼もしい坑道ブラザーズの応援ありです!
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あいにくの天候(雨又は霙)ですが、坑道に入れば関係なしという事で雨天決行、
現場に到着後付近の探索新たな穴を2個見つけました、製錬炉も1か所発見、
まず上の坑口から探索・・・いずれも15mほどで閉塞、新たな穴も落盤で閉塞・・・・
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本命の山神様横の穴へ、私は風邪で鼻が詰まっているので匂いに無頓着ですが、
何かとてつもなくいや~な匂い、先に入った2人には相当強烈な匂いに遭遇です。
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獣のフンの匂いが坑内に満ち、坑道の下は湿ってぬかるんでウンコ山だらけ、
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天井を見るとそこには数十匹のコウモリのコロニーがそこかしこに点在しています、
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坑道は30mで二股に分かれてまだまだ続いていますが、そこにもフンの山が点在、
ここは空気が留まり気味で坑内が暖かく、コウモリたちには快適なのでしょうが、
人間にはちと留まるのに我慢が必要な場所、しかし坑道内の壁面を見ると真っ赤!
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コウモリの排泄物でカバーされていますが、惨劇の跡と思うほどの血の色(朱赤)、辰砂が表面に付いた岩が続いています、ずーっと真っ赤な壁が続いているのです。
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しかしここでガマンの限界に達し坑道から退散、外の空気が甘く感じるほどでした。
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坑道内の辰砂を採掘するには、胴長が必要で匂い対策の防毒マスクも必要になり、
今一度装備の調整が必要です、また構内でハンマーを使えばどうなるでしょうか?
コウモリたちが一斉に騒ぎ始めたら・・・・阿鼻叫喚の世界が訪れるのは必至です、
ここでの鉱物の採集に関しては、坑道外の転石での採集がベストなのでしょうね。
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下山後近場の気持ちの良い温泉で、汗と匂いを落として今回の探査は終了です。