今日は所用があり午前中クリーニング、先日の採集化石は水洗い泥落としと乾燥。
おまけで出たアイノセラスはクリーニング、ココの石はスレート状で剥離が良いが、
整形には向かないのが難点、石の目を見ながら割り込んでいくあらぬ方向に割れ、
クリーニング中に化石本体も割れてしまい、補修のための接着剤は必需品の一つ。
石の分離が良い?ので化石本体は触らず、軽くパラロイドで補修するの留めた・・・

☝左雄型 右雌型 ☟Ainoceras kamuy 初房部分は雌型の方が確認できる


☝ 左雄型 右雌型 ☟Ainoceras sp, 裏側?から見た物と思われる 


☝Ainoceras kamuy 初房部分は2段が確認できる

☝Ainoceras kamuy 採集当時は平巻きのアンモナイトと思った
しっかりと初房部分が確認できる物は少なく、キャストで確認できるものが多く残念、
この産地での標本の特徴として、住房部分はしっかり残り主張しています・・・
それにしても団塊が見つかれば、たくさんのアイノセラスが入っているのですね。
写真の光線状態で雌型が雄型に見える不思議、この化石は交換用にします。