2007年01月

クリーニング成型

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前回採集のデイディモセラスは、溶け込み部分の成型を雌型から行ないました、鳥屋城山の一部の地区から出るノジュールは溶け込みが多く、ノジュールのなかに空洞上状態となっているものもあります、ポンペイの石膏による人型のように雌型から、化石本体も復元可能です、写真上は長谷川地区で採集したデイディモセラスノジュール250mmの上部です、気房部分の一部が完全に溶け込んで雌型状態です、こちらに石膏粘土(フアンド)を詰め込んで成型して、下部のお下がり部分と合体させた後に、気房部分をクリーニングして完成したのが写真下の標本です、産地はみかん山の造成地で大きな崖があり、この崖の中からノジュールを探します、ノジュールはたくさんあるのですがほとんど風化や溶け込みを起しています、このような時は出来るだけこのような方法で復元を行っています。

クリーニング終了

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鳥屋城山南面で見つけたノジュールのクリーニング終了がこれだ、今回は雌型があったので、溶け込んだ部分の修復を試みた、石粉粘土「フアンド」を流し込んで整形した、実際の大きさと殻の部分が失われているので、少しちぐはぐとなっていると思われるが、「フアンド」自体も乾くと少し縮むので問題ないと思われる、標本はお下がりの部分だけしかなかったが、やはり住房部の疣(スパイク?)がこの標本では板状になっている。

クリーニング

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先日のノジュールのクリーニング、分離がいいので簡単にはがれた、住房部のみのようだ、殻表面の肋の形状が面白い疣まで含んで、まるでフインのような形状である、又雌型の疣部分の高さを測ると8mmくらいの高さのものも見られる、デイデモセラスの住房、別名お下がり部分だ、もう少しクリーニングをしてみる予定だ。

デイディモセラスノジュール

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この写真は鳥屋城山南斜面で見つけたノジュールだ、実際はもう少し落ち葉がかかっていたのだが、写真撮影用に取り除いた、ノジュール本体はハンマーで割られていたが、割ったのは私ではありません、この日の採集地も、何日か前に先行者がいたらしく新しい割り跡が多く、割った石が散乱していました、割られたノジュールの下部にでこぼこを見つけ、もしやと思い落ち葉を掻き分けるとこのようになりました、柔らかい石なので簡単に分離しましたがお下がりだけのようです、クリーニングをするとこの産地で見られるデイディモセラスと少し違っていることが分かりました。

採集地

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鳥屋城層での化石採集の仕方、以前書いたような大きな国道のバイパス工事がいつもあればいいのだが、なかなかうまく行かない、ほんの少しの違いで、化石の包含層にあたらなくて何も出ないことが多々あるのが現状だ、鳥屋城層での採集はほとんど拾い採集だ、鳥屋城山系の山肌にあるひだの一つ一つを、丹念に見て回ることからはじめる、谷わ下流から上流に向かって谷筋の石や両岸の岩壁を観察しながらの採集となる、先行者の割り残しなども参考になる、ときどき大雨の後など、谷筋の石が動いたときがチヤンスだ、腰を落ち着けて岩壁を崩しての採集が出来ないのが難点だ、又地層が大きく褶曲したり分断されている為に、連続して地層をたどれない為に足で稼ぐしかないのです、冬場はイノシシ、夏場はマムシが多く一度はデイディモセラスの気房部とマムシを間違えたくらいです、写真のデイディモセラス入りノジュールは、畑の石垣積み替え工事の現場の残石から見つけたものです、ちやんと畑の持ち主さんに許可をもらって採集しました、けっこうこのような石が石垣に使用されているみたいです。
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