串本への初ビーチコーミングを予定していたが、期待していた西風が吹かず、帰省客のUターン渋滞が怖

いから、急遽初化石採集に変更した、午前中に湯浅町矢田、ふれあい農園、下津野とまわったが、矢田

は「山に入るな」の看板ありで中止、下津野は地主さんに断られてダメ、ふれあい農園は石が悪くてダ

メとことごとくこけてしまった、昼食後は言った吉見の池の産地は、先に採集に来た人の割り残し石が

多く、落穂拾い的採集でゴードリセラスやポリプチコセラス、二枚貝等をぼちぼち、予定していた久野

原や沼谷には時間的に無理なので、有田川町の某工事現場へ、工事はほぼ終了あと舗装工事を待つだけ

となっている、驚いたのは掘削工事終了と聞いたときより、現場の底が１Ｍくらい掘り下げられていた

ことだ、午前中に採集者が来たのか真新しい割り石があった、北面ののり面からノジュールを掘り出し

たようでいくつもの穴が開いている、せめて埋め戻すくらいの配慮があっても良いと思うが、のり面が

穴だらけだ、丁度底面から１Ｍくらいのところに、ノジュールらしきものがあったので掘り返した、大

きなノジュールで、取り外すのに大穴を明けてしまったが、ちゃんと埋め戻しておきました、期待に反

してノジュールの端っこに、テトラゴニテスとボストリコセラス一巻きしか入っていませんでした、ま

だまだ探せば、ノジュールはのり面の中に見つかりますが、場所が場所だけに今後のことを考えると、

採集は控えた方がよろしいようです。

今日２日、本来ならば新年恒例の化石採集に行くことにしていたのだが、今年は同窓会の日とかち合っ

てしまった、昭和５０年中学校の同窓会、一番長く続いている、卒業生１２０名の内今回参加したのは

３８名、３年毎の開催で、私も前回２回は勤務の関係で、7年ぶりの参加となった、それそれ年を重ねて

貫禄がついた友人や、面影が残るが名前が出てこない同級生も多かった、皆一様に仕事・子育て等で忙

しいが、今何かをしたい今の内にしたいなど、少し余裕が出たこの頃、何かをしたいと考えているよう

だ、趣味や昔できなかった勉学に再挑戦を始める等の話が飛び出した、いつも遊びまわっている為に、

発言することを控えていたが、みんなけっこう苦しんでいるようだ。

年末年始仕事疲れで、更新することが出来なかった。

あらためて　　「あけましておめでとうございます　本年もよろしくお願いいたします」

何かと波乱万丈の2000年が過ぎた、入院手術（化石採集）から遺産相続等々、悪い出来事も多くうんざ

りしたこともあったが、その反面いいことも多かった、年頭の目標を達成出来たことも多い、今年一番

の出来事は、化石に自分の名前がついたことだ、和歌山県有田郡湯浅町で採集し、県立自然博物館の展

示標本充実の為に寄贈した標本が、9月に新種として記載されました、発見時は甲殻類でエビの尻尾か

な？と思っていたものです、同一地域から7点もの甲殻類化石が、新種記載されることは珍しいそうで

す、パラエガ・ヤマダイ（学名：Palaega yamadai）という名前がつきました、等脚類スナホリムシ科で

す、現生のフナムシやオオグソクムシの仲間だそうです、残念なのが当時友人のＮ氏が、小学生が新種

発見でニュースとなった、ホプロパリアの爪部分の化石を、採集しているにもかかわらず、ツノガイだ

ろうと判断してしまったことです。

☆教訓・・・「自分で、判断できない化石は専門家に見てもらおう、叉は県自博に寄贈しよう！」です