2010年02月

ムーンウォーカー

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ムーンウォークといえば、マイケルジャクソン

串本で見つけた、小さなフィギアはラジカセ片手の陽気な宇宙飛行士、

まさにムーンウォーカーだ。

もう一つはベトナム浮きと呼ばれる、キヤンディ型の小さなビニール浮き、

表面には TAN HOA と DA NANG の文字が、

色や形から、おいしそうなキャンディに見える、

そのためか家の愛犬はこの浮きが大好き、脱塩処理中にバケツから持ち去る

以前に見つけた5個はすべて噛み砕かれた、今回は何とか被害にあわなかった、

犬にとっては柔らかく、見た目以上に噛みごたえがあるのかも。

イノセラムスのトラップ2

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先日採集したイノセラムス、殻によるトラップ中から見つかったサメの歯は、

歯冠の下部で見事に真っ二つとなっているが、保存状態は良好のようだ、

歯根部分は含まれていないことから、落脱歯の可能性がおおきい、

帰宅後クリーニングを開始、思っていた以上に石が固く剖出に手間取る、

本体の剖出中になんと先端部分が飛んでしまい、カーペットの上で先端を探し格闘15分、

やっと先端部分を見つけたが一部破損していた、最後に三つに分かれた部分を接着し終了、

歯冠部分の全高13mmの、エナメル質が黒く光るサメの歯標本となった、

クレトラムナ Cretolamuna sp かな?

時代  上部白亜系カンパニアアン 外和泉層群鳥屋城層
採集地 和歌山県 有田川町 2010/1/30

イノセラムスのトラップ

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先日、御山で採集したイノセラムスの放置部品(写真上)、

先行採集者が40cmくらいの石灰質ノジュールを、大割した状態で放置したものだで、

イノセラムスの頂角部分でもあれば見栄えがするが、殻の一部分しかなく現地に放置していったもの、

ノジュールの表面にはみ出した状態で、腹縁部分のみたいへん良好な殻付で保存されていた☆

大型イノセラムスの遺骸が、柔らかい海底などで集中トラップとして機能することにより、

植物片や他の生物の遺骸を、流水の運搬を通じて殻の内側などに蓄積し一緒に化石化する、

まるでイノセラムスの殻が、他の生物を捕獲(トラップ)したかのようにそのまま保存されている。

写真中の表面を見ると、アンモナイトの断面や二枚貝、ルーペにより骨片等が確認できる、

化石を含む石はたいへん硬く、タガネから火花が飛びダイヤモンドカッターでさえ跳ね返すほど、

その反対にかさ駅の保存状態は良く、アンモナイトやイノセラムスは殻付の物も多い、

今回は割った石の断面になにやら黒いエナメル質の物が、断面を見ると菱型で内部まで詰まっている、

写真下です、そう「サメの歯」です、真っ二つになっちゃいましたが何とかつながりそうです、

この状態を「残り物に福」って言うんでしょうね、これからクリーニングに入ります!
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