ナンだろう


先日の採集物の中におもしろいものがみつかった。
この産地でも、植物の化石が多く見つかる、ほとんどが断片なのだが時々おもしろいものもある
シダ植物が中心となるがが、被子植物などもまれに見つかることもある。
以前ここではサイソカリアスという現生のへゴに似た植物の化石や、ソテツ類の幹も見つかっている、
今回見つけたものはここの産地では時々見つかる「コハク」なのだが・・・
ここのコハクはもうほとんど石炭に近く、真っ黒でコハクらしくないのだが、薄片を作り、
太陽にかざすとコハクだと言うことが確認できるような代物しかみつからない。
ちょっと不思議なのはこのコハクの中心にある、無色透明に近い小さな米粒大の結晶、
鉱物の知識が無いので何かわからないが、ナンなんだろう?