2010年10月

近畿地学会第221例会(おまけ)

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残石回収時に見つけた海岸の石

灰色~黒い石が、ジュラ紀の~白亜紀の鳥の巣石灰岩に相当することは知られている、
今までここの石で白・灰色・赤系統の石灰岩は、シルル紀の石灰岩と言われてきた。

この海岸で見つけた全体が赤い石灰岩は驚きの代物だ・・・・
濡れていたときはけっこう赤くて不思議な石だった、表面に白く動物の遺骸が見える
280~800番まで空とぎを行い、水に濡らしてみたら、表面におなじみの模様が!
この時代のアンモナイトといえばゴニアタイト目のアンモが知られているが、
こちらの断面はへその広いタイプ、アンモナイトか巻貝か?
それとも時代の違う石なのか、謎を含んでいる。

近畿地学会第221例会(4)

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先日は、泊まり明け+超勤の仕事が14:00に終った。
有田市内の友人と待ち合わせがあり、家に帰るのもなんだか中途半端なので海岸に行くこととした、
海岸とは先日例会が行なわれた広川町の海岸、持ち帰りを忘れた石を回収する為だ。

海岸には例会の跡ですよわかるような割石が多く、持ち帰り忘れの石も残っていたが、
ヘリオリテスが入っていた吹き溜まりのような石は、割った場所になく誰かが持ち去ったようだ、
持ち帰ったかもしれに誰かさん、石の確認をお願い致します、反対側の石には入っていましたよ。
いい具合に潮も引いていたのでついでに転石探し、誰かが集めて水に濡らし確認をしたあとの石があり、
その石の中から2個の写真下のような石を見つけた、赤い石は見ただけで大変なものだとわかった。

今日は、先日からクリーニング(研)していた石を引き続きサンドペーパーで磨く、
最初クサリサンゴが入っていると思われた、吹き溜まり状の石は期待はずれで、
層穴虫とウミユリであとは何かわからない遺骸が集まっている事しかわからなかった。

熱変成を受けていたが、ヘリオリテスは横の面も削ってみると、成長状態がわかる標本となったが、
ここの産地で2個目の標本となる、それにしてもサンゴの写真はうまく撮れない、画像ソフトにて
コントラスを強くしてみたら、すこしは確認できるような写真になるようだが、実物はもっと見やすい、
写真では熱変成で白い部分がつぶれてしまい、珊瑚虫の形がわからない状態となっている、
何方か良い撮影方法をご存知でしたら、ご教授よろしくお願い致します。

次は赤い石だ!
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