イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

御山におけるデディモセラスの産状は、大きく分けて2つのパターンがある。

柔らかい風化がちな泥岩層と、ガチガチの砂岩がち泥岩層だ、前者のほうが採集がしやすい。

最も効率よく採集できる方法は、南斜面のみかん畑の開墾地であるがここの産地のものは風化が激しい、

こちらは風化した泥岩層の中、単体のノジュールもしくは直で入っていることが多い、

そのために住房部分の保存状態は良好だが、気房部分に関しては失われていることが多く、

その部分に関しては泥または空洞になっていることもある。

写真上2枚は、ほどよく風化した泥岩に入った状態で見つけたデイデイモセラスで上部の包含層、

ともに気房部は一部失われていた、こちらの層は南・北両斜面に見られる層厚は南側のほうが厚く、

デディモセラスの含有率も高いまたこちらからはバキュリテスなどを含むノジュールも協産する事から、

もしかしたら二次堆積の可能性も捨てきれない。


この層の下部にあたる硬い砂岩がち泥岩層のノジュールからは、保存状態の良いデディモが見つかる、

谷筋・斜面で滑滝状の泥岩を見ることができる、この泥岩層から見つかるノジュールは石灰化が進み、

保存状態の良いデディモセラスを含んでいることが多く、写真下2枚がその産出状態の写真で、

ともに20cm大のノジュールで表面に化石本体が顔を出している、ガチガチの固い石が多く硬く、

クリーニングに苦労するが、気房部分の保存されている物も多く殻自体が残っているものもある、

1個見つければその地層に沿って探すことにより、同一線上に固まっていることもある、

注意しなければならないのは、同じような形状に連続して続くノジュールがあるこちらは扁平が多く、

よく見れば区別することができるが、状況によってはだまされることも多い。

尚この層の発達は北斜面に多く南側は東側、御山の北側はほぼ全域にわたって見られる。

この産状を知ることによって、かなりの高確率でデディモセラスを見つけることができます、

これから蛇(マムシ)の心配もなくなり谷筋も明るくなります、一度挑戦してみてはいかがですか?