八重山の植物 カショウクズマメ Mucuna membranacer
日本では八重山諸島にのみ分布、自生地近くの海岸にのみ漂着する、
へその部分は凸型で、模様は無地・ヒョウ柄、色は灰色~濃い茶色まで、
以前石垣島の船底地区で、道路脇で大量に落下した鞘から種子のみを取り出し、
海岸で海水に漬けてみた、確かに8割以上が沈んでしまったのを確認している、
海流放散・漂着種子というけれど、かなずちの種子が多いことがわかる。
石垣島などの海岸ではたくさん見られる、葛の葉のような葉を探れば良いだけ、
この花は屋良部岳直下の林道にて見つけたもの、標高は200mくらいだろうか?
花は紫色でぶどうのように房となり、種子は小さな刺が無数に鞘を守っている、
知らずにつかもうならえらい目にあう、種子はある意味危険な鞘に守られている。
上の写真のカショウクズマメは、いずれも串本の海岸にて拾ったもの、
かなずち豆で浮かないというけれど、けっこう串本の海岸にも漂着している。