2013年05月

カショウクズマメ

八重山の植物  カショウクズマメ Mucuna membranacer
 
日本では八重山諸島にのみ分布、自生地近くの海岸にのみ漂着する、
へその部分は凸型で、模様は無地・ヒョウ柄、色は灰色~濃い茶色まで、
以前石垣島の船底地区で、道路脇で大量に落下した鞘から種子のみを取り出し、
海岸で海水に漬けてみた、確かに8割以上が沈んでしまったのを確認している、
海流放散・漂着種子というけれど、かなずちの種子が多いことがわかる。
石垣島などの海岸ではたくさん見られる、葛の葉のような葉を探れば良いだけ、
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この花は屋良部岳直下の林道にて見つけたもの、標高は200mくらいだろうか?
花は紫色でぶどうのように房となり、種子は小さな刺が無数に鞘を守っている、
知らずにつかもうならえらい目にあう、種子はある意味危険な鞘に守られている。
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上の写真のカショウクズマメは、いずれも串本の海岸にて拾ったもの、
かなずち豆で浮かないというけれど、けっこう串本の海岸にも漂着している。
 

キャラダイスペンドル

新しいサドルバッグが届いた・・・
先のサドルバッグはなんと、6Lのウエストバッグの改造品だったのだ、
改造改造で使ってきていたので、型崩れや痛みがひどく物色中だったのだ、
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ちょっと奮発して購入したのは、イギリス製のキャラダイスペンドルという代物、
日本製のOと比べて、縫製や材質がしっかりしているのがひと目でわかる、
縫製担当者はSUE(スー)さんと言うらしい、取り付け部分の丸材も頼もしい。

ユーボストリコセラス

近畿地学会会報 「痕跡」No35 2013が到着した。
投稿原稿の集まりが悪く、編集担当の幹事の方の苦労が滲み出た今号となった、
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表紙に使われた写真は、以前にも紹介したユーボストリコセラスだが、
ちょうどこの時期忙しく、採集後に簡単なクリーニングしただけで紹介してしまった、
またそれが「痕跡」編集者の目にとまり、表紙の写真となったのだが・・・・・
カラー写真になると、今もって恥ずかしい写真を出してしまったと後悔している。
今回初房の確認を兼ねて、休日を使い完全なクリーニングを行った。
もしかしたらの期待は外れて、一段目(初房)部分はなく途切れていたことが判明、
一段目も不完全なままで分解、またはノジュール内に潰れているようだ、
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このことから完全に剖出を諦めて、ノジュール半分残すクリーニングに変更した、
俗に言う母岩付きクリーニング標本とした、終了後パラロイドを塗布したが・・・
この産地では珍しいシッカリシタ石なので、化石本体の保護というよりも、
殻付き化石に見えるような状態にした標本になった。
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      Eubosutorychoceras erongatum      全高50mm
       産地 和歌山県有田郡有田川町   時代 中生代白亜紀
 

蛇結茨

蛇結茨(じゃけついばら)よく釣りに行く渓流で見かける、
この時期新緑に黄色い花が特に目立ち、絡まってくる刺に閉口することがある、
枝がもつれ合うさまが、蛇がからまるさまに似ているというのでこの名が付いたとか。
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通勤途中の道路脇に一本あるが、ここを通る人はほとんど気がつかないようだ、
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いつも実が欲しくて鞘を探すのだが、さやが取れる時期は近づくことができない、
ビーチコーミングの時によく見つける、シロツブ(ハスノミカズラ)の仲間らしい、
ナンテンカズラも近縁種で、いずれの種も南西諸島などに自生している。

この時期特に目にとまる木がある・・・
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緑の中に一段と高く紫色の花をつける桐の木だ、
古くから高級木材として需要があり、女の子がが生まれたら成長を考え、
嫁入り道具のタンスを作るために、桐の木を植えたそうだ。
成長がはやくかつ結構な高さまになるので、花の時期には目立つ存在だが、
近年需要がなくなってきたのか、また成長に伴いウロが出来自然倒壊するのか、
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大きな木が少なくなってきているが、塔状に薄紫の花をたくさん付ける姿は優美だ。
 
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