2014年11月

友の会「地層の観察会」

和歌山県立自然博物館・友の会の、「地層の観察会」にヘルプで参加!
友の会の行事であるために、「巨大アンモナイトを探せ」のような抽選がない、
会員以外は参加できないの?で、参加者が少なく、ゆっくり化石採集ができました。
本当は会員以外でも参加できるんです、会員優先のため公開していないだけです。
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約60名位の参加者に、指導員7名(化石のわかる人4名)での対応でした、
産地は前夜の雨で、泥が洗い流されて石も見やすく、心持ち風化した石も多く、
採集に良好な条件でした、アンモナイトを含む動物化石も豊富に見られました、
今回アンモナイトは完品・部品を合わせて、約30個くらい見つけられたみたいです。
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化石採集仕方
の指導と、見つけた化石の同定のヘルプ(お手伝い)なのですが、
なぜか最初の説明中に、「このような石からよく出ます、縦軸方向に割ってください」
ハンマーで「ゴツン」で、7cmのウニ(ヘテラスター)の完品が飛び出しました???
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こんなに簡単に出るんだ~で、皆さん獲物目指し手頃な石を見つけわり始めます、
あとはいつもの・・・「コレ何?」攻撃の始まり、「泥」「植物」「カタログ5番」・・・・・・
指導しながら3個のアンモナイトを見つけましたが、すべて参加者のお土産に提供、
ウニも博物館に寄贈しました、今回のお持ち帰りは「疲労」だけです。
 

本「「移行化石の発見」

今の若者は本を読まなくなってきているそうだ・・・
通勤電車のかなで周りをも回すと、下を見てスマホに夢中な人が大半を占める、
本を読んでいる人は僅かで、そのうち何%かは参考書などを開いている人が多い、
地方の書店は雑誌が中心になり、小説のたぐいは話題作しか置かない店もある、
それなら良い方で廃業・閉店する店が多く、わが町は書店はゼロとなってしまった。
かくゆう私もお馴染みの書店廃業で、本の入手がむつかしく「アマ○ン」頼みだ、
それでも和歌山市の中心地のターミナルには、なんとか頑張っている店舗があり、
通勤帰りに立ち読み・購入、できる限りここで購入するように心がけている。
書店のいいところは、その本の内容などをを確かめることができることだと思う、
今日の帰宅途中にこの本を発見して購入した、「移行化石の発見」という本。
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進化途中の化石(中間化石又は移行化石)の発見と研究の本らしいですが・・・・・・
化石で言うならデディモとプラピドセラスの中間種?、プラデディモセラスかな?
移行化石が早くに見つかっていたら、ダーウインさんの「種の起源」進化論も、
もっと反論者が少なく、スムーズに受け入れられていたのにと思いを巡らせます。
それともう一つ・・・・題名が気に入った!移行=行こう化石の発見!
明日は自然博物館友の会の「地層の観察会」、良い化石が見つかるかも?
 
 

のんびりと休日

お父さんの日を発動したいのだけれど・・・・
県自博の地層の観察会、・サロンカー紀伊・トワイライト撮影、サイコロ会例会・・・
その他諸々が控えているために、休日をゆっくり過ごすことにした、
先日の雨から一気に寒さが戻り、山々の木々も一気に色付き落葉が始まった、
付近をちょこっと散歩しながら深まりゆく秋を見つけて歩いた。
地元の神社のもみじの紅葉、旧社殿跡にあり今年は誰も見上げていないであろう、
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空家の壁を伝う蔦もほのかに紅葉していた、空家の床下は疥癬タヌキの住処だ、
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塀越しに見ると一輪だけ狂い咲きした海堂桜が・・・・ここも無人になっている。
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英気を養い次の遊びに充電?まずは30日の化石採集???だ。

標本箱から ⑱

連続勤務がやっと終了、あすはゆっくりやすめるぞ!
化石山の石は、スレートのようタイプの泥岩と、柔らかいタイプの泥岩がある、
硬い頁岩(スレート)のような泥岩から見つかる化石は凸凹の両面化石が楽しめる。
パコ~ンと割ったら実体と印象が仲良く飛び出す、時々離れるのを嫌がるものも、
なかなかの美形が多く、ほぼクリーニング不要の状態で採集できることも多い、
下の写真のウニの化石もその一つだ、見事に2個イチの標本となっている。
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固い石から見つかるもので、化石本体は泥になっているもの溶けているものも多く、
凸凹どちらも印象化石となっている物もある、粘土を詰めればレプリカもできる?
下のウニの化石は、ウニの内側の表面が印象化石となった厄介なもので、
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ウニの種類などを調べるためには、粘土による雌型の型取りが必要になってくる、
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種類としてはNiponaster sp,かな?12cmの大型のものも多く産出した場所だった。

標本箱から ⑰

ここ化石山の化石のクリーニングと保存には気を遣う・・・・
先のポリプチコセラスが出る石は、固く密で化石は脆くクリーニングがむつかしい、
化石本体より母岩となる石の方が硬いく、変な方向に割れるために要注意だ、
もう一方の柔らかめの石はというと、化石本体の表面の風化の速度が早く、
数週間も放置しておくと小さく割れてしまい、土に帰る危険性を持っているために、
必然的にパラロイドや酢酸ビニール(木工ボンド水溶液)での表面の保護が必要。
写真撮影すると、標本は化石本体は保護剤の関係で光ってしまうのが難点だ。
ここからは大小アンモナイトが見つかっているが、厚みのあるものは少ない、
ここからよく見つかる正常巻きアンモナイトは、テキサナイテスが最も多く見つかる、
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はっきりアンモナイトの種類が特定できない物や、部品などもたくさん見つかる、
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白亜紀前期のバレミテスに似た形状、へそが大きのでゴードリセラス科かな?
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ネオフィロセラスの部品と思われるアンモナイト、表面の柄(肋)が美しい。
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かなり大型のアンモナイトも生息していたようで、顎器も見つかっている。
 
  いつか採集可能になったら、意の一番に行きたい産地の一つだ。
プロフィール

c58224

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