マテガイ採りの外道といえば、バカガイ・ハマグリ・アサリなど・・・・
もうひとつの外道といえば「ツメタ貝」、砂を掘り返していると時々見つかる、
無毒なんですが魚屋では見ません、泉南の市場では見たことがありますが・・・・・
外套膜と言うのか軟体部分を広げで貝を捕獲、穴を開け中身を平らげる大食漢、
一時期大発生して近場の潮干狩り場の、二枚貝類を絶滅に追いやった張本人だ。
今回も大型2個と小型4個を採集、小型がたくさんあれば煮つけや煮貝だが・・・
8cmの大型が採集できたので、ものは試しにということでお刺身に挑戦してみた、
料理方法は以前大阪(泉南)の方に聞いていたが、自分では初めての料理。
砂を落としてぬめりを取る為に束子でごしごし、湯を沸かし塩をいれ3分ほど煮る、
内臓は以前煮付けで食べたが、あまり美味しくないことを確認しているので廃棄、
荒熱をとり頭足部分と内臓を分ける、歯舌部分付近も硬いのでそぎ落とす、
薄くスライスして出来上がり、芥子酢味噌を切らしていたので醤油と山葵で食べる。
味はといいますと、ほとんど味がないのですが、独特の噛み応えが面白いですね、
たくさん集め酢味噌和えなんかもよさそうですね、内臓外しの煮付けもいいかな?
愛知県では生でも食べるそうです・・・ツメタ貝の蓋よく見ると美しいですね。