2017年08月

殻付き?

外泉層群から見つかる化石は、ノジュールインでも相当状態がよくないと殻はない、
保存状態の良い殻付きの化石の率は、100個に1個の割合なんじゃないだろうか?
その化石の本体の表情をよく表していても、実は内型の印象化石だったという事も、
二川層の化石においてもそのような物が多く、写真のナミマガシワは例外中の例外、
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今まで採集したアイノセラスにしても、殻つきは1点のみという惨状だ・・・・・、
あの薄い殻をもつナミマガシワ貝なのに、見事に殻付きで真珠光沢をもっている、
自然は時としてこう言う驚きの技を見せる、そういえば依然ここで採集したツノガイ、
形状と殻付きで首長竜の歯?と誤認したこともあったな~

エゾイテス?

近畿地学会の総会にて二川層から、大阪のY氏がこんなもの見つけました?
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以前から怪しいと思っていたアンモナイト、エゾイテスと思われるものの良標本、
お隣の鳥屋城層から、2種類のスカフィテスの産出は以前からも確認していた。
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それ以外に以前から数点の、ゆる巻きのアンモナイトが同地で見つかっていた、
私の採集した物は鳥屋城層という事で、ノジュールからでなく保存状態もよくない
ぱっと見では潰れたキャナドセラスにも見える、本体確認しようとして彫り込みすぎ、
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まるでスカフイテスのような状態、石の状態からしてこれ以上の成果は得られない、
Y氏の採集した標本は若干住房部が膨らんで見えるが、エゾイテスと同定した・・・・
時代がどうも怪しいが、なかなか生存期間の長いアンモナイトのようだ。

シヤワークライミング ②


大岩壁とナメが美しいヤケベ嵓に到着、明るい河原で少し早いが昼食とした・・・・
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水が大好きな人は早速に滝つぼ探検と、滝つぼでの遊泳を楽しんでいた、
私も泳ぎたいのだが後の行程を考えると控えることとした、1時間の休憩・・・・・
ここからは水量も減り快適なナメ滝の歩きとなる、それでも小さな滝つぼをみつけ、
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滑ろうと身構えるが水量がなく流れない状態、前方に行く手を阻む巨岩が現れた、
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右側を登り上部へこの場所本来ナメ滝なのだが、2012年台風の影響で岩が多い、
以前このコースを歩いたリーダーは、地形が変わってしまっているとつぶやいた。
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途中にはロープを出したいような大岩や、天然の倒木ダムまで現れるに至り、
行く手を阻む岩登り的要素が加わり、F17滝手前の大杉付近は崩落でひどい惨状、
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予定折り返し地点に到着後大休憩、後は登山道を下山だがこのルートも怪しい?
看板は全く無く造林作業道と崩落現場が重なり、最後は道路めがけて藪漕ぎ、
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140mほどを急降下して林道に出た、その後雲取温泉に入浴後解散した・・・・
入門コースと言えど一部ルート取りに、むつかしい場所もあるこのコースだったが
沢登(シャワークライム)のルートとしては初心者でも楽しめるよいコースだった。

シャワークライミング ①

職場の若手連中が、シャワークライミングに行くという事で同行させてもらった。
目的地は初心者という事で入門クラス、熊野川水系高田川の支流栂谷というところ、
沢登は数十年ぶりという事で古い道具を引き出し、形だけは整えてAM4:00出発、
現地で合流後に目的の栂谷へ移動、水温と水量もまずまず上流を目指す・・・・
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途中のナメ滝では暑さに我慢しきれず、ウオータースライダーよろしく遊ぶ場面も、
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適度なナメ滝と巨岩の中をルートを探し上流へ、頭から水をかぶる場面もあり、
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初心者向けとはいえ、ルートフアイテイングに慎重さを要求されるところも多い。
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2012年の台風で相当石が動いているようで、前回の谷を知るリーダも驚いていた、
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泳ぎ頭から水をかぶり腰までの渡河繰り返す、間もなくこの谷の核心部が見えた。
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くそ石め・・・②

●石山の問題のアンモナイト・・・
小割すればボロボロと大事な部分が外れ、整形しようとすれば中途半端に割れる、
接着剤で補修しながらだましだまし組み立て、なくした部品をくっつけて補修、
余分な石を外そうとすれば崩壊する、風化しないが力を加えればもろく崩れる・・・、
2液性のエポキシを使い、隙間に気を付けて接着し辛うじてみられる状態にした。
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Gaudryceras tenuiliratum Yabe(ゴードリセラス テヌイリラタム) 長径80mm
時代 中生代上部白亜系 サントニアン~カンパニアン? 
地層 外和泉層群 二川層産地 和歌山県有田郡有田川町




プロフィール

c58224

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