足早に紀州l鉱山の上川を回った後、惣房地区へも足を延ばした。
惣房には戦前の紀州鉱山の中核をなす、三和鉱山があり採鉱と選鉱場があった、
道路から降りると大きなコンクリート製の坑口が有り、奥には6号隧道が見える、

6号隧道は閉鎖されておらず風が抜けていた、右側のトンネルは8号隧道入口、


排水処理の導管が渡っていた、対岸に渡る下流側の橋も通行止となり渡れない、

今に残る鉱山住宅、惣房地区は板谷選鉱場稼働で鉱石列車の運行は中止された。

通勤用の人車列車の運行のみになり、閉山当時は閑散としていたようである、
対岸に残るであろう遺構や、旧三和鉱山の遺構も確認することができなかった。
この惣房地区の対岸には、三和鉱山稼働時の遺構がたくさん残っているらしい、
鉱石の露店掘りの跡や坑口やホッパー、立坑楼本体も残っているとのことなので、
今度またゆっくり探索に訪問しようと検討中だ。