2018年03月

鉄道 気動車 ①

紀勢線は電化開業まではDC(ゼィデールカー)王国であった・・・・・・
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イメージ 5南紀へ向けてき「のくに」「しらはま」「くろしお」「紀州」などが長大編成で走っていた、
12両編成の急行列車で、ドアは開きますが3両がホームから外れているなど日常、
今なら大問題であろうが、当時はホームも短く乗車するお客様も心得ていたとか?

電化後もDC急行「きのくに」は残り、1985年の春ダイヤ改正で特急に格上げされ、

東北新幹線で余剰となった、485系を使用した特急「くろしお」として消えていった、
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南海電鉄からの乗入れ車両として、キハ55系が白浜・新宮まで乗り入れていたが、
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DC急行最後までクーラーなしで急行として、使用されていたのには脱帽する。

電化と同時に381系が走り出したが、振り子式の為にカーブで大きく傾斜する等で、
列車酔いする人が増え、遅くともDC急行列車のほうが良いとお客様が増えたとか?

松畑鉱山の蛍石

阿田和・新宮5万分の一の地質図に説明には、松畑鉱山についての説明がある、

請川村松畑東北方約500mの地点に蛍石鉱床がある。この地域には,宮井層群下部の小口累層に属する黒色淤泥岩層が分布していて、鉱床は本層中に発達している鉱脈型浅成鉱床である。鉱山は数年前より休山している。そのために詳細はわからないが、鉱石はおもに石英と蛍石とからなり、黄鉄鉱を伴なっている場合が多いようである。蛍石は0.5 cm内外の粒度で緑色を呈している。と説明されている。

今回持ち帰った石は、泥岩中に貫入した熱水による、蛍石の生成が見て取れる石、
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泥岩と蛍石の部分が脈状に見ることができ、泥岩の隙間には蛍石が発達している、
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大きな結晶は10mmほどあり正四面体の物が多く、透明又は薄く緑色を残している。
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産地にの状況が悪く、見た目にも緑色のモコモコ蛍石は見当たらなかったが、
金平糖のような白から透明の蛍石や、板状の結晶となった緑色蛍石は見つかった。
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川沿いの試掘鉱付近の石からは、黄鉄鉱がらみの蛍石を見つけることも出来た、
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次回は坑道内やズリでじっくり採集したいが、今の状況では石がない状態に近く、
掘り返すかして探さなければならない、また熊野へ行く口実ができた・・・・
ここ数日来・・・化石採集を予定した日はことごとく雨で足止め状態だ?

湯浅のしろうお祭

「恐竜を探せ」の当日は、同じ湯浅の街中でも「シロウオ祭」が行われている、
前年度は「巨大アンモナイトを探せ」と同じ日で、参加することができなかった、
今回の集合時間が9:00だったので、シロウオイベントも9:00開催の為重なる、
今回もダメだろうとあきらめていたのだが、横を通るともう数人が体験している・・・
ダメもとでお願いしたら準備中にもかかわらず、四手網等の体験に参加できた。
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河川の汚染や河川改修など、生息域の減少が言われているがここは一安心だ、
四手網体験(写真は他人)と、踊り食い体験に参加、湯浅の春の風物詩を体験、
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シロウオ(素魚)はスズキ目ハゼ科の魚、全国で生息していて踊り食いが楽しめ、
シラウオ(白魚)はキュウリウオ目シラウオ科の魚、東日本に生息で加工が主です。
シロウオと言えばやっぱり踊り食い、四手網で採れた物は湯浅醤油の出し醤油で、
購入した物は酢醤油で頂きました、不思議なのど越しを満喫することができました。

「恐竜を探せ」終了後数名で再度参加、ほとんどのイベントは終了していましたが・・
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嫁さんのお土産用にシロウオを購入して、自宅でも踊り食いを楽しみました!

恐竜を探せお手伝い

和歌山県立自然博物館のイベント、「恐竜を探せの」のお手伝い!イメージ 1
近畿地学会の会員の方へのお誘いもあり、今回も会員6名が参加してくれました、
毎回高倍率での抽選となるこのイベント、今回も幸運な参加者が10時に集合して、
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採集地へ移動し2時間の採集を楽しみました、お手伝いが多いという事は良いこと、
「これ何」攻撃を回避でき、参加者へのレクチヤーや同定がスムーズに進みます。
残念ながら恐竜は見つかりませんでした、しかし割る石が多かったので化石も多く、
恐竜時代の植物や貝類がたくさん見つかり、次回への期待を胸にイベントは終了。

紀州鉱山鉄道

大勝鉱山での採集を終えた帰り、前日おくとろ温泉の温泉施設故障で入浴できず、
どこかで山の汗を流していきたい気分なので、鉱山つながりで湯ノ口温泉へ・・・・
元紀州鉱山湯ノ口鉱区で発見された温泉を、廃鉱後に整備してできた温泉施設。
閉山とともに廃止された紀州鉱山専用軌道の、5号と3号の隧道は再利用されて、
柑橘類の保存やキノコ栽培に利用されたが、後に小口谷と湯ノ口間を整備して、
当時の坑内バッテリーロコと復元人車で運転、温泉利用者の足として現在に至る。
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ちょうど昼下がりで温泉入浴後に試乗と決めていた、到着列車の写真撮影を先行、
次の便の乗車を申告したのだが、これから所用で小口谷まで戻るという事なので、
臨時便への乗車を進められた、湯ノ口温泉~小口谷(清流荘)間の一往復乗車、
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    ☝5号隧道内にて      ☟5号~3号隧道間の大嶝鉱区にて
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乗車人員1名の貸切り乗車を楽しんだ、片道10分とはいえ緩衝装置無しの人車、
レールの継目は無いがモロに来る振動を楽しみ、当時はもっと凄かったんでしょう、
トロッコの乗車も楽しいんですが、バッテリーロコの機回しは必ず見てください!、
運転士さんの絶妙な運転とポイント交換、突放と連結は乗車よりも見ごたえあり。
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☝5号~3号隧道間の大嶝鉱区にて  ☟小口谷を発車した列車(大嶝鉱区より)
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☟ 5号~3号隧道間の大嶝鉱区にて(敷地内の為、すべて許可を得て撮影)
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試乗と写真撮影を楽しんだ後、熱い目の湯ノ口温泉で汗を流し帰宅しました。
プロフィール

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