海南市の柿本神社、30日は水無月の大祓い式は「夏越しの大祓い」とも呼ばれ、
暑さ厳しい夏場を無料息災に越えられるように祈る儀式の一つが行われる。
茅の輪をくぐって罪や穢れを落とすため、別名「茅の輪くぐり」とも呼ばれています。
明日は所用でお祓いに行くことができない為に、準備が整った境内が見えたので、
フライングになりますが、今日29日にお参りしてきました・・・・・

「水無月の夏越しの祓いする人は、千歳のいのちを延ぶというなり」
先の和歌を唱え、茅の輪を左へ右へ左へ3度くぐると無料息災になるとか。


旅の途中で二人の兄弟に対し、一夜の宿を乞うた無塔神(スサノオの尊)に対して、
裕福な弟は姿を見て断ったのだが、貧しいながらも手厚くもてなした兄の蘇民将来、
無塔神はお礼として兄の蘇民将来に、災厄を祓う茅の輪を授けました。
教えに従い茅の輪を腰に付けた所、疫病から逃れ子々孫々まで繁栄したそうな。
この話に基づき茅の輪くぐりをしたり、家の玄関に蘇民将来のお札を掲げることで、
厄災から逃れられて、罪や穢れを祓う大祓を行うようになったそうです。