有田層上部・最上部層の化石達、この産地で元も特徴的な異常まきアンモナイト、
小畠・小川論文によると Heteroceras aff. asitieri D’ORBIGNY,となるそうだ、
ヘテロセラスは此処から多く見つかり、大型で住房部分だけで30cmの物も見た。
先端部分は塔状に撒きながら立上がり、緩やかに住房部分へとJの字の成長する、
住房部分の先端になると、肋が大きく粗く畝のような形状になる特徴がみられる。

☝ヘテロセラスの先端(初房)部分(色の濃い部分は雌型から複製しています)

☝ ヘテロセラスの先端(初房)部分

☝ヘテロセラスの全体像標本(転石で摩滅している) Audouliceras かも?
ヘテロセラス Heteroceras sp, 有田層
有田層 最上部層バレミアン 和歌山県有田郡湯浅町

☝こちらも怪しいヘテロセラス、先端部分に巻きが無いのでモウルト二セラスかも?