2020年07月

釧路川カヌーツーリング ⑥

屈斜路湖から始まったカヌーツーリング、キャンプ場で合流の友人の到着待ち、
軽い夕食を済ませ湖畔でビールを傾ける、友人たちは到着が遅れ21:00になった、
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再会を喜び2日間の登山の話の盛り上がり、大宴会の後24:00就寝・・・・
ゆっくり朝食をとり滄溟社の方を待つ、今日はカヌーツアーに参加して全員で川下り、
私には必要ないが一応カナディアンカヌーの講習、こちらのほうが開放感がある、
友人たちは初めてではあるが1時間で習得、総勢4艇で塘路湖から釧路川へ下る、
友人たちはカナディアン私は自艇、途中で乗り換えしながらワイワイ下るのは楽しい。
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釧路川の合流点は時計回りの渦がある、カナデアンカヌーはあらぬ方向に流される、
本流に入れば後は速い流れに乗り下るだけだ、2馬力のカナデイアンカヌーは速い、  
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時間を気にせずゆっくりと流れに乗り、時には川岸の馬・牛をから買いながら下る、
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3時間漕いで細岡のカヌーステーシヨンに上陸、友人たちは此処まで私は河口まで、
昼食をとりまたここからは一人旅の始まり、釧路市内での回収をお願いして出発した。

釧路川カヌーツーリング ⑤

地元の老人たちがテント前を通る、早朝の標茶・開運橋はゲートゴルフの音で始まる、
前日の残り物とピザで朝食をとり再爆睡、今日は塘路湖までなのでゆっくり出発・・・・
周りに牧場が増え釧路川の水が目に見えて汚濁、生の糞尿が流れ込む河川もある。
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五十石付近から釧路湿原に入る、名の通り昔は此処まで五十石船が入ってきたとか、
直線化水路工事により川幅が広がるが、その分水深が浅くなり泥に船足を取られる、
適度な流れがあるのでカヌーの上で昼寝、流れに任せて下ってみたがこれが面白い、
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途中で気配を感じるのは牛や馬、時折タンチョウヅルがいるのだが先に感づき逃げる。
茅沼付近からはまた蛇行が始まる、小さな流れ込みを見つけて昇ったりして遊ぶ、
単独行のカヌーでは自分の写真が取れないので、川岸にVTRを固定して記念撮影、
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源流部とはまた違った釧路川を楽しむ、午後川に張り出した枝にカヌーを固定した、
木陰になった所で風がある艇上の昼寝、1時間ほど楽しんで川下りを再開した・・・
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河川開発局はお金が余っているのか、カヌーイスト向けの新しい看板が随所にある、
現在地やキロ程の看板や注意書きが多い、塘路湖への流れ込みを見つけ遡る・・・・
初めは流れに逆らい2.5kmほど漕ぎ抜ける、釧網本線の橋梁を抜けると塘路湖へ、
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今夜の宿元村キャンプ場へ上陸、テント設営後時間があるので塘路湖湖上散策、
JR塘路駅まで遠征して買出しを行う、今夜は友人達と合流し明日は合同で川下り・・。

EF15147とEF15202

竜華機関区配置の電気機関車2両、1984年3月1日付けで2台の電気機関車が廃車、
EF15147は53.10紀勢電化に伴い、大宮機関区から竜華機関区に転属してきた1台。
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EF15202はEF15型機関車のラストナンバー、事故車両ということで和歌山操駅に留置、
2台とも異例の現地解体ということで処理された、旧型機であり貨物列車減少の折から・・
修理復活には至らなかったのが残念、検査終了後の147号ではあるが数日で解体された、
国鉄時代は車両というものの価値に気が付かない、商品として考える者が皆無なのか?
国鉄分割民営化を控え余裕がなかったのか、この2台は溶鉱炉で溶かされる運命になる。

1984年3月出張から帰宅途中の和歌操駅、無残にも解体される2台の機関車を垣間見た、
その当時はもう足回りしか残されていなかった、古い慣習の国鉄の車両解体作業ならば、
機関車のナンバープレート・メーカープレートは、必ず1枚は回収され保管される決まり、
ナンバーを回収作業が済んだのか、202号のボデイはナンバー部分を含み切り刻まれて、
残骸となって付近にばらまかれていた、解体業者の屋号〇〇を認めその日に電話を掛けた、
以前に解体部品を譲っていただいた経緯もあり、今回もダメもとでお願いしてみたのだが、
時すでに遅くナンバーなどは回収済みで鷹取工場へ、明日からは移動が始まるようだった、
備品の回収できないか問い合わせしてみたが、解体作業のみで処分は別の業者との事で、
数週間以内に所有者が移動するので、それ以降なら国鉄所有とは関係なくなるらしい、
この業者の紹介をお願いしたら連絡先を告げられた、〇〇商店は地元の業者で顔みしり・・。

以前の双頭レールでお世話になった業者、事情を説明して部品を譲ってほしい旨を伝える。
解体から数日後に嬉しい連絡があり、〇日搬出が行われるのでその日に来れるかとの事、
会社を休んでヘルメット持参で集積場所に、今から1時間後に作業を始めるからそれまでに、
許可をいただき解体部品にとりついた、銅製部品をまとめた一角にマスコンを発見した、
ご厚意により部品を分けて貰えるのだが、作業の邪魔になったりけがなどしたら大変何ので、
マスコンの天板1、ハンドル2・ノッチ板1を希望、作業開始までに回収することができた。
相手はもっと持ち帰りを予想していたらしい、こちらの作業終了後積み込み作業を見学、
目を凝らしてもナンバーなどは確認できなかった、全てが終わり今日のお礼と代金を聞いた、
お礼のお菓子も部品の代金も受取ってもらえなかった、夕刻すべての部品が運び出された。

帰り際にそこまで機関車が好きなら持って帰りなさいと、薄汚れた軍手1つを手渡された、
廃材の中から見つけておいてくれたのか、先の作業の業者から引継ぎされていた、
中に入っていたのは大きな傷のついた文字、まさにEF15147の切り抜き文字だった。



釧路川カヌーツーリング ④


1993年7月知床での登山連盟の大会前に、釧路川をソロで楽しんできた・・・・
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摩周の町中を過ぎると釧路川は静かになる、時折小さな瀬がある程度になる、
ただしその小さな瀬が曲者で水深が浅く、船底が川底の岩を触る場面が増える、
ルートを確認しながらの川下りとなる、前方に銀色のサイロが見えてきたら要注意、
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数百メートル続く南弟子屈の瀬が近い、水路が数本に分かれて岩をかむ瀬が続く、
慎重に下見を行い右ルートを選択したが、水深が浅く船体に傷がつきそうな箇所が多い
落ち込みこそないが要注意の場所、数十メートル下り危険と判断してポテージ決定、
船を曳きながら瀬をやり過ごすこと数回、先にVTR撮影したカヌーが追い越していった、
案の定中央の水路を行ったのだが、出口付近がのこぎりのような瀬になりあえなく沈・・・
つまり船が水中の岩に引っ掛かりバランスを崩した、船に水が入り船体が圧壊して沈没、
本人は茫然と沈みゆく船を傍観していた、私も現場に到着後船の回収を手伝事になる、
水圧でメインフレームが2か所で折れており、後の川下りは不可能に近いと判断できた、
ここで川下りを中止して国道に出て車を拾うらしい、これも運命・・・いや判断ミスだ!
私は船を曳いたので無事にこの瀬を通過できた、下見すれば危険と判断できる場所。
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南弟子屈の瀬を過ぎると数か所の浅瀬があり、事前に下見をしながら注意して下る、
川幅が広くなり標茶の町が見えてきた、開運橋の下流にキャンプ適地を見つけ上陸、
少し早いがテントの設営をして町中のモール温泉入浴、夕食の食材を購入して食事、
明るいが20:00快い筋肉疲れの中爆睡、しかし無情にも4:00には明るくなるんだ。

釧路川カヌーツーリング ③

釧路川を下るコースでこの区間は特殊だ、ショートカット工事の看板を過ぎると町中へ、
現在の商用川下りではこの区間は下らないで、標茶までスキップしているようだ・・・。
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摩周の町中の区間には落差1~3mの瀬が4か所、最後の鐺別川の瀬が一番大きい、
この付近の釧路川は川幅があるが川岸は溝状で、途中で上陸できないし川岸もない、
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所々に金ぴかの手すり付きの階段があるだけで、流れが速くあーという間に進んでいく。
小さな直線の瀬が2か所ほどあり中央を進む、左手に観覧車が見えたら朝日の瀬・・・
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落差2mの直線のすなおな瀬だが、中央を突破でスプレースカートを越える波をかぶる。
休む間もなく鐺別川との合流の瀬が続く、こちらは川の合流点にあり複雑な流れがある、
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落差約3m・・・バック漕ぎでテトラポッドを回避、右手から瀬に入り中央を漕ぎ抜ける、
川底はV字型で人工的に作られた瀬で水深があり、障害物がなく安全な瀬だったが
水は頭の上を超える1mの波高で勢いがあり、スプレースカートから船の中に侵入した、
後から瀬に侵入した方をVTRで撮影、釧路川らしからぬ急流の絵の撮影ができた。
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この区間を抜けるとまた平穏を取り戻すが、ここからは小さな瀬が多くなり要注意、
ポリ艇なら問題ないが私の船は、木とスキン(布)で出来ているために傷つきやすいからだ。



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