2020年12月

紀勢本線の電気機関車 ㉔

御坊から切目間の紀勢本線は山沿いの道、施設当時海岸線を避けて施設されたとか、
実際この区間は海岸沿いのほうが、線路の施設には向いていると思われる区間だが、
当時は戦争状態になった場合などを想定、艦砲射撃の目標とならぬように計画された。
その為に急曲線・勾配が多くなり、電化開業に合わせて相当の区間が新線に切替られた。

👇和佐~稲原   客126レ EF58139   1984.6.6
 KT58247  840606和佐~稲原 132レ
👇稲原~和佐 貨5363レ EF15174   1984.6.6
       KT15271a  840606 稲原~和佐5363レ
👇稲原駅   客121レ  EF5842 1984.7
       KT58248    稲原 125レ
👇印南駅 客126レ EF58170  1982.10  気温が下がり暖房SG始動中
 KT58250a   印南 132レ
👇印南駅 客921レ EF58149  1982.10  停車3分、許可を得て撮影
 KT58250   印南 921レ
👇印南駅 貨5362レ EF6084  1986.11  停車中 許可を得て撮影
 KT60047 印南5362レ
紀勢電化でDF50からEF58・15に置き換え、検査が切れ前に余剰となったEF60が入線、
関東でEF64(1000台)の投入で余剰となり、検査切れまでの長いEF60が投入されてきた、
EF60とはいえ外見はEF65そのもの、有り余るパワーと乗り心地良さで活動開始したが、
わずか半年余りで客車列車・貨物の廃止で、余剰となり廃車となってしまった・・・・
紀勢本線で活躍したEF58・15・60いずれの形式も、最後の定期運用の地となってしまった。


紀勢本線の電気機関車 ㉓

紀勢本線は紀伊半島の海岸線を行くために、小さな峠を越えたら駅と言う地形が多い、
駅の前後が登り勾配になることが多く、蒸気機関車時代での運転は大変苦労したという。
和佐駅は新宮側に柿木・立石トンネルに至り、登り勾配となり築堤を登る列車をとらえた、
駅の北側には「道成寺」で有名な日高川が流れる、列車と川と一緒に写りこみを狙うが、
和歌山側の日高川を渡るプレートガーターの橋梁は、新線切り替えで撮影しづらくなった。
👇和佐~稲原   客126レ EF58  1984.1.30  渇水期の日高川の川岸から
 KT58245 840130 和佐~稲原 121レ
👇和佐~稲原   客126レ EF58重連    1985.1
 KT58240   和佐~稲原 124レ
👇和佐~稲原   客124レ EF58   1984.1.
 KT58242  和佐~稲原 124レ
👇和佐~稲原   貨5362レ EF15   1985.1
 KT15270  和佐5362レ
👇和佐~稲原   客126レ EF58重連   1985.8
 KT58245a  840703 稲原~和佐 124レ
客126レは臨時列車が運転されると、機関車送り込みの意関係でよく重連となった。
 


紀勢本線の電気機関車 ㉒

紀伊由良を出て小坊師峠を越えた列車は、日高川の河口の町御坊に至る、
御坊には日本一営業キロが短い私鉄、御坊臨港鉄道(紀州鉄道)が入ってきている、
また構内も広くかっては御坊始発・終着となる、貨物列車も数本が設定されていた。
👇 貨5362レ EF15185   紀伊由良~紀伊内原  1985.11
 KT15259   由良 5362レ
👇客921レ「はやたま」 EF5839   御坊駅   1982.10
 KT58229 御坊 921レ
👇臨客9121レ  EF5842+12系お座敷   和佐~御坊間   1984.6
 KT58235b    道成寺~和佐 121レ
👇臨客9121レ  EF5842+12系   和佐~御坊間   1984.11
 KT58238    和佐 121レ
👇貨5363レ  EF15158   和佐駅 1986
 KT15266  和佐 5363レ
同区間での撮影写真は少ない、最後の写真は許可を得て撮影・サインは自家製、
EF60入線で全廃かと思われたEF15ではあるが、3両がEF60と共通運用で残り、
貨物列車の全廃止まで運転された、写真は十数分の停車時間に許可を得て撮影。



紀勢本線の電気機関車 ㉑

紀伊由良駅は1928年紀勢本線の、紀伊湯浅~紀伊由良間開業の終着駅で開業、
駅の両側には由良と子坊師両トンネルと峠がある、以前は由良港までの支線があり、
石炭輸送の蒸気機関車が行きかっていた、現在も西に支線の築堤が一部残っている。

👇 客126レ 湯浅~紀伊由良    EF58147+12系   86.4
 KT58211   860400由良~湯浅 126レ
👇臨客 9125レ   EF58+80系お座敷 紀伊由良~湯浅   1985.8
 KT58210   由良~湯浅 9126レ
👇 貨5362レ 湯浅~紀伊由良   EF15   1986.3
 KT15258   由良 5362レ
👇 貨5363レ 紀伊由良~湯浅  EF15  1984.4
 KT15254   由良 5363レ 
👇 客124レ EF5839    貨392レ   紀伊由良駅構内  1983.2
 KT58211  由良 124レ・392レ
👇客124レ EF5839     紀伊由良駅構内   1983.2
 KT58213a  由良 124レ




紀勢本線の電気機関車 ⑳

紀勢本線・湯浅(広川ビーチ)~紀伊由良間のSカーブ、秋葉神社の撮影場所への途中、
灌漑用のため池があり堤が撮影に適している、またもう少し池上のみかん畑からは海も、
⑱で紹介したSカーブの由良側の撮影地から、作業道路を登るとSカーブが正面から望める、
また築堤の下の海側から築堤を見上げる、今と違い除草や伐採が行き届いていた時代で、
列車の足回りも十分写し込む事ができた、今はジャングルの様な状態で情けない構図となる。

👇客126レ  EF58+12系  池の堤から    1985.1.9  
 KT58209   850109 湯浅~由良 126 レ
👇客121レ EF58+旧型客車  池の上のみかん畑  1981.11 
 KT58196b  由良~湯浅 121レ
👇客126レ EF58+12系       1985..3
 KT58207   850000湯浅~由良 126 レ
👇客126レ EF58+12系       1985..3
 KT58205    850311湯浅~由良 126
👇客123レ EF58+旧型客車   築堤下から 1984.1.12
 KT58199b 8401120由良~湯浅 123レ
  ※今は度の撮影場所でも撮影時はコンクリート構造物が気になる




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