2021年05月

知床 羅臼岳縦走⑤


羅臼岳から下山後は岩尾別温泉の露天風呂、2日間の汗を軽く流して野営場へ、
野営場では総会と次回開催地への引継ぎ、私たちは近場の商店で肉を手に入れて、
最終日の夜はジンギスカン焼を楽しんだ、翌日は網走まで移動で解散なのだが、
我々は札幌からのトワイライトまで後3日余裕がある、もちろん予定は決めていた、
帰りのバスを斜里で途中下車して、レンタカーで移動して斜里岳を楽しむ手筈済み。
斜里岳→斜里→オシンコシンの滝→知床野営場(泊)→知床五胡→カムイワッカの滝
→羅臼峠→羅臼→セセキ温泉→相泊→トドワラ→中標津サーモンパーク→根北峠
→斜里→網走(オホーツク夜行)→札幌の予定で道東の観光を楽しんだ・・・・・・
👇斜里岳1547M登頂 体力に余裕のある2人は南斜里岳も攻めた・・
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👇カムイワッカの滝、最上部まで行き湯の滝を楽しむ。
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👇知床を楽しんだ後羅臼峠で 今日は雲が熱く羅臼岳は雲の中
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👇相泊で熊ラーメンとトド肉の焼き肉を楽しむ
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異変は7月12日10:17分に起こった、札幌への移動中の車内が妙にざわついていた、
日が明けて13日上川で列車は長時間停車、列車は遅れながら札幌まで運転された、
前夜に発生した「北海道南西沖地震」より、道南の列車は運転できない状況が続き、
このままでは札幌足止めの可能性が出てきた、鉄道の運転見込みが立たない、
あと2日余裕があるが仕事の関係もあり、鉄道をキャンセルして急遽空路に変更した、
早い目に行動を起こしたのが幸いして、午後の大阪行きのANA便に空きがあり取得、
所定料金の航空運賃に戸惑いながらも、機内持ち込みができない用品を処分開始、
午後には機上の人になっていた、あっけない2時間の空の旅を楽しみ1日早く帰宅した。
この項終わり。

知床 羅臼岳縦走④

3日目知円別岳の頂上から国後島が見えた、よく目を凝らすと建物まで見る事が出来る、
狭い海の向こうは外国で海は国境となっている、北方領土の近さを実感することができた。
         👇海の向こう写真中央に爺爺岳が望める
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👇知円別岳から双二峰のオッカバケ岳越に見る羅臼岳
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山頂からはこれから向かう羅臼岳が見える、まだまだ遠いが快適な山歩きが楽しめそうだ、
二つ池まで降りて休憩なのだが、途中羅臼岳方面から来た登山者が熊に遭遇したそうだ。
ハンターの方が先行して二つ池方面に下る、熊は羅臼側のハイマツ帯に移動したとの事
南岳鞍部で熊の所在を教えてもらったが、写真では点しか映らない二つ池まで降りて休憩。
 👇熊が出た付近でハンターの方に教えてもらった熊の所在300m位離れている
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👇二つ池  後方は熊が出た南岳
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南岳から双二峰で特徴的なオッカバケ岳を越え、羅臼平へ到着するも此処で時間調整、
山頂が狭い羅臼岳で混雑を避ける為に、15分間隔で山頂を目指し山頂滞在時間は15分、
一気に急な斜面を登り羅臼岳山頂に到着、360度の展望を楽しむ爽快感◎の山頂だ。
👇羅臼岳山頂にて 15分間の絶景をr楽しむ。
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次のグループに代わる為に15分で山頂を後にする、あとは羅臼平から岩尾別温泉へ下る、
雪渓で前日練習したグリゼードを試し、岩尾別温泉に到着したら露天風呂が待っていた。
 

知床 羅臼岳縦走③

大会2日目は知床連山の知円別岳直下、雪が多く残る雪田での露営となった、
ここは雪が融ければ池塘とお花畑、天場は広くどこでもテントを張れるのだが、
同行したハンターの方のアドバイスもあり、あまり離れて張らないように注意された。
実はここはヒグマの生息地でもあり、最も目撃情報の多い場所ではあるのだが、
この時期200名近い人数が泊まれる場所として、指定された場所は此処しかなく、
今回はヒグマを警戒してハンターの方が3名と、アイヌ犬が同行して安全の確保、
大・小キジうちの時も場所を指定されるとともに、排泄物は持ち帰るよう指示された、
👇知円別岳直下のテント場 
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当日もヒグマとの遭遇・目撃情報があり、大人数での登山ではあるが注意された。
到着後テントの設営と夕食を済ませても18:00、まだまだ明るい北海道なので・・・
雪田の端の雪の壁でグリゼードの練習、日が傾きあたりが暗くなるのは20:30頃。
👇広大な傾斜を利用してグリゼードと滑落・走停止の訓練をする。
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陽が傾くと一気に気温が下がり始める、元より雪の上の野営冷蔵庫並みのテント内、
断熱材が効いて快適な眠りを約束された。早めに就寝するも4:00に空が明るくなり、
早い目に起き出してテントの前で、警備を担当してくれた方と一緒にコーヒーを楽しむ、
前方のハイマツの間に熊がいるらしいとの事、目を凝らしてみるも確認できなかった。
他の方も起き始めてにぎやかになり始めたので、熊はそっと移動したようだ・・・・・
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3日目は此処から二つ池を越えて羅臼岳登山、岩尾別温泉へ下山し野営場へ戻る、
朝一の知円別岳への急登は応えたが、尾根筋に行くと羅臼から国後島が見えた、
樽前山に似た活火山の爺爺岳が見えた、今日も快晴で尾根歩きが楽しめる・・・。

知床 羅臼岳縦走②

7月9日早朝4:00起床と言っても明るい、北海道は緯度が高いために夜が短い、
今日からは知床羅臼岳縦走が始まる、準備を整えてバスでカムイワッカの入山口へ、
川に沿った登山道を登るが硫黄の匂いが強い、下の河床は湯の滝になっている所、
谷を上り詰めると雪渓が出てくるここを詰める、日向は夏の装いののだが気温は低い、
👇カムイワッカの湯上部の登山道
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👇雪渓が残る谷の上部を登る
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木の陰などで休みとすぐ体が冷える、上部に硫黄山の特徴的流れ場が見え始めた、
どれ位上っただろうか背後にはオホーツク海、遠方には国後など北方領土が見える。
👇晴天・無風海を行く観光船の軌跡が消えないくらいの天候
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👇今回のメンバー 和歌山からの参加者3名(中央が私)
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雪渓が消えがれ場に差し掛かる、今回は昼食なしの行動食中心なので小休止=食事
硫黄山の外輪山に差し掛かると足元が不安定に、石と砂の荒涼とした尾根筋を登る。
残念ながら硫黄山の山頂は狭所の為パス、大人数で登ると時間がかかるための処置、
また山頂付近に数日前から熊が出ているらしい、同行の地元のハンターが注意を促す、
硫黄山の隣の1556Mピークにて記念撮影、そのまま尾根を下り今夜の泊地へ向かう、
👇登れなかった硫黄山ピーク、原因は下部の雪渓付近にヒグマが居るとか?
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👇今日の天幕場、知円別岳直下の雪田 この付近もヒグマの痕跡がたっぷり
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👇明日登る(歩く)コースを遠望する。
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雪上でのキャンプは久しぶり、ここでは自分のテントでなく友人のテントにお世話になる、


 


知床 羅臼岳縦走①

1993年の北海道行は、本来の目的地は知床での日本鉄道山岳連盟全国登山大会、
北海道での大会と言う事で休暇を申し込む、せっかく北海道に行くんだから+おまけ、
私は釧路川カヌー紀行で友人は阿寒地方の登山、1週間にわたる計画が練られた。
行きは友人の希望もありトワイライトEXPから、オホーツクに乗り継ぎ網走まで移動、
レンタカーを借りて美幌から屈斜路湖へ、翌日からはカヌーで釧路川を漫喫した。
 http://c58224.livedoor.blog/archives/6431702.html     ①~⑥他

7月8日~13日は知床の山を楽しんだ、北海道の山は2年前の旭岳以来で今回は夏、
団体行動ではあるのだが、知床の高山植物なども楽しめるとあって期待が膨らむ・・
8日網走集合~知床野営場(泊)、9日縦走開始~知円別岳下(泊)、10日羅臼岳~下山
11日斜里で解散~斜里岳登山~清里(泊)、12日知床観光、13日トワイライトで帰阪、
以上の予定を組んで知床を楽しんだ、前日までの水上のカヌー生活から山屋へ変身!。 
👇観光バスにて知床野営場へ移動(長い野営(テント)生活が続く・・・ 
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👇テント2張りを準備、全体MT・歓迎パーティ前に、早くも明日の準備出発は4:00
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👇知床野営場からの夕日  ここ数日は晴天が続くらしい
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7月3日~14日(12日間)夜行列車3泊、テント8泊の長期の旅行、馬力があった時代。


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c58224

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