2021年09月

1999.7 穂高を眺める山 ①

槍・穂高から見えるなだらかな蝶が岳、穂高への入山路として栄えた古の徳本峠、
夏山シーズンの早い時期の足慣らしを兼ねて、徳本峠~蝶が岳~常念岳をめぐる。
「穂高を眺める」山旅を計画した、参加者はUEIDOSと私の4名でテント泊、
直前に大雨により島々谷が土砂崩れで通行不能で、上高地から徳本峠に入りに変更。

梅雨末期のぐずついた天気の中、上高地は何とか日差しがあるが観光客で大混雑だ、
登山届の提出とルート情報の確認を行ない、河童橋を左に見て明神に向かうと閑散・・、
明神まで来るとぽつりぽつりと雨が降り出す、白沢を渡り徳本峠の分岐から森の中へ、
雨はとうとう本降りになり雨具を着て進む、途中で出会った下山者より道崩壊の情報が、
谷奥で橋自体が流されているとのこと、う回路があるので問題はないとの情報を貰う、
先の集中豪雨では相当の被害が出ているようだ、現場は崩落と橋の流出ですごい状況、
大きくう回路を通行して回避する、瀬音がなくなり空が明るくなると徳本峠の小屋前だった。
👇徳本峠小屋前にて 言動から小屋番は軽薄な山を知らない初心者か?
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👇小屋横のテント 奥の4人用テントは別名宴会テント
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キャンプサイトは小屋横の樹下にする、各自テントを設営、OSUNは4人用の宴会テント、
私とIDは個人テントを設営した、雨が止んだので野外で夕食の準備を始めるといきなり豪雨、
仕方なく各自にテントで夕食会を行い、食後に大テントで持ち込みの大宴会となった、
途中小屋番の大きな声で脅かされた、声高に向かいの山が光っているといい騒いでいる、
よく見ると明神岳の背後の山稜から夕日が差し込み、雲に反射して明るく輝いているだけ、
この小屋番冷静な判断ができないのか、UFOだの怪異だとほざいていた危ない奴・・・
1000酒宴の終了各自のテントへ、夜半に大きな雨音が聞こえたが夢の中であった。
👇翌日 出発前に少しガスが晴れた・・・それ!記念撮影

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👇趣のある徳本峠小屋
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👇小屋前から  右から前穂・奥穂 手前雲の下付近明神岳

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幾分明るくなつてきたが雨がテントをたたく、起きてテントの外に出ると雨はやんでいた、
付近の木がガスを集めて雫をばらまいていた、木の下にテントを張ったための雨音だ、
幾分ガスが切れ出したので展望台に行ってみたが、いまだガスの中で周囲の山々は✖
朝ごはんを各自楽しみ登山の準備、やはり今日も濡れた山道の為に雨具の下は必要。
出発前にガスが切れて前穂・奥穂などがかろうじて見えた。 
(撮影カメラ  ミノルタウエザーマチック)

石ふしぎ発見展

第33回京都ミネラルショー「石ふしぎ発見展」の案内状が到着。
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ここ何回かコロナウイルス蔓延によると言う事で、会場での安全確保という名目で、
入場者数の制限をかけたり、入場料金の有料化が行われて魅力がなくなってきた、
前回の大阪にいかれた方の情報?では、入場制限がかけられてはいると言う事だが、
実際危険なレベルの混雑ぶりに合わせて、コロナ対策は会場の面積がひろくなったことと、
入り口で形だけの検温とアルコール消毒とマスク着用のみ、超濃密な空間の危機感を感じる、
主催者側に入場制限しているのですかと問い合わせたころ、安全対策は万全ですとの事、
1日のチケット発売制限をかけていますが、時間の制限はかけていないので来場者が、
開始時刻後は大幅に入場者が訪れ、大変な混雑がになっていて入場を取りやめたと聞いた。
ステイホームからウイズコロナへの転換期ではあるが、今回も出動は中止しよう・・桔定。
それにもましてここ数年光物が多く、化石に関しての出店が少なくなりお楽しみ感が少ない、
主催者側の入場料を当てにしたような感染対策、それでいて誰が入場したかもわからない、
感染の危機感のない都市部での開催と相まって、魅力のないイベントになってしまったと思う。

蒸気機関車 C576のバルブハンドル

この3品は元和歌山機関区で機関士をしていた方からの頂き物。
この方Nさんは国鉄入社後に機関助士から機関士へ、C57・C58・D51に乗務して、
SL全廃止後はDF50そして電気機関士から、電車運転士を務めて退職された・・・・

和歌山線のSLが廃止となるとともに、和歌山機関区でのSL配置がなくなる時に、
鷹取工場にてSL最後の全般検査と合わせ、C576の複製ナンバープレートを製作、
社員の方を中心に販売された、Nさんは友人の検修社員の方から実車の記念にと
C576号機の運転台のバルブ類を譲り受けた、C576はその後も使用線区があり、
なくなつたバルブは機関区に山とある予備品を転用、元の状態にも度された。
新品のバルブにかえられたC576は、その後一時期播但線で使用された後に、
廃止前に全般検査を受けていた為に、北海道に移動して使用されて廃止となる。
Nさんは私の師匠であり個人的にも親交があり、退職時にこの2品を託された。
👇C577号機の蒸気分配弁(中央が発電気用だと思う)
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👇2つの託されたバルブ 左・発電機  右・見送り給油器
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👇使い込まれてピカピカの見送り給油器調整ハンドル
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👇蒸気分配弁 発電機用ハンドル (左は予備品のハンドル)
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当時の話では小さいほうのバルブハンドルは、見送り給油機の調整用ハンドル、
大きいほうは蒸気分配機バルブの一つで、記憶では発電機用(ATS?)の物らしい、
もう一つは予備品で和歌山機関区火づくり場の、要するに鍛冶屋(鋳物場)製とか、
予備品の一つでこれと同じものに交換して、現車(C576)取り付けられたらしい、
この2品の鉄道部品を託したNさんは、3年前に他界してしまい当時の話は聞けない、
車両の番号を知るための刻印等は無いが、記憶が引き継ぐ車両部品の一つだ。
私はこの部品を誰かに引き継ぐことができるのであろうか?

2003.7 薬師岳縦走 ⑥

山に入って3日目で目的地の薬師岳山頂に、みんなで楽しいコースの頂点に達した。
👇薬師岳直前、山頂の人の動きが見て取れる。
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👇薬師岳山頂  2926M  9:40到着
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👇黒毛源川流の雲ノ平と槍・穂高連峰 
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👇南薬師につながるカール
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山頂で早い昼食と大休憩を思い思い楽しむ、薬師岳山頂からの展望は予想どうり、
山頂から山裾へのいくつものカールを従え、どっしりとした山容であたりを威圧する、
それでいてて懐の広い姿を見ることができる、山頂からは以前登頂した山々を確認し、
以前入渓を断念した黒部峡谷上の廊下も望めた、山頂を楽しんだ後は心配な下山、
砂礫の登山道を下り肩の小屋で記念品の購入、この時点で山頂はもうカスの中、
👇薬師岳肩の小屋 山頂はガスに覆われてしまった
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天気予報では午後遅くに雨となるらしい、今日の予定は薬師峠でキャンプの予定、
しかし今までの時間配分で相当時間は早く、明日の天候と予定を考えて再考に至る、

時間的に折立まで十分下れる時間があり、下ろうとの意見が多く予定変更する。
予定していた薬師峠のキャンプスペースは満員で、判断が誤っていなかったようだ、
水の補給して太郎小屋へ向かう、夏山シーズン真っ盛りでどの小屋はこの時点で満員。
👇太郎平 薬師岳と雲ノ平方面の登山者でいっぱい
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下り3時間と見積もり折立に下り始める、下り始めて30分で膝が悲鳴を上げ始めた、
迷うことない登山道なので各自自分のペースで下山、OGは飛ばしてすぐ見えなくなった、
しんがりを足をかばいながら下るが、木道が切れると辛くなり足をかばい休憩を多くとる、
途中の高山植物を見るふりをしてゆっくり下る、しんがりになりながら下っていったら、
途中IDに追いついた彼も調子が悪いようだ、三角点を過ぎ樹林帯に入るとどっと

汗が吹き出す、浮き根に足を取られて転倒してしまった、足をかばいつつ折立に到着、

OG・UEは早く帰りたかったのか、最終バスに間に合ったのにと愚痴をこぼしていた、
折立のキャンプ場はガラガラの状態、残りの食糧で盛大な夕食と少ないアルコールで乾杯、
今回の縦走の成功を祝った、夜雨がテントをたたいたが明日はバスで下山だから心配なし。
長かった縦走も最終日となった朝の有峰口行のバスを待つ、上りバスは臨時便も出るほど、
多くの登山者が折立に降り山に向かた、途中の亀谷温泉で下車し入浴して山の汗を流す。
有峰口からの車窓からの立山連峰は雲に隠れていた、今日までの天気に感謝。
次回への問題点・課題はは、下り坂での膝痛の克服となりそうだ。


2003.7 薬師岳縦走 ⑤

雪渓尻にテントを張っつていたので、冷気の通り道だったんだろう寒い朝を迎えた、
幾分明るくなってきた4:00起床、思い切ってテントから出るとまだ星空が優勢な状況、
東側の稜線が薄紫から赤く染まり始めている、シュラフから這い出して外に出る、
朝のピンと張りつめた空気が心地よく寒い、頭上の夜空からは星が次々消えていく。
付近をうろついた後は朝食前のキジ射ちを行い、テントの中で暖かい朝食を済ます、
👇テントの入り口から見える立山連峰(左端は剣岳)
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テントの入り口からは立山連峰が望める、コーヒーを入れて朝焼けを見ながら過ごす、

6:00出発いきなり雪渓が絡む登山道が始まる、朝の勢いで間山のコブまでまで登る。
👇間山をバツクに記念撮影 (右奥に北薬師岳)
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👇間山の池から間山を望む
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間山の後ろに北薬師岳がどっしりと居座り、今日登る薬師岳はその裏側で見えない。
東に目を移すと昨日から超えてきた稜線が続き、、足元には黒部峡谷の流れが見える、

薬師岳のカール(氷河)が黒部峡谷になだらかに落ち込んでいる、間山の山頂まで快適、

間山の二重山稜の小さな池塘は素晴らしい、間山からは岩くずの荒涼とした山稜歩き、
ザレ場には高山植物がパッチ上に見られる、縦走路は稜線の大岩の間を縫つて行く、
👇北薬師岳への登り
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👇足元に咲くイワキキョウ
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👇北薬師岳からの薬師岳本峰2926M  (金作谷カールが見える)
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目指す北薬師岳の後方には薬師岳本峰が見えた、北薬師へ少しづつ高みへと登る、
空が高いなと感じたらそこが北薬師岳(2900m)、山頂から薬師岳の全容が姿を現す、
山頂からす~つと伸びる金作谷のカール、遠くに見える北アルプスの山々が見える、

稜線を上下しながら登ること1時間、風が舞いだした薬師岳(2926M)の山頂は目前だ。

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