2022年01月

お立ち台の産地 採集品①

有田層の産地では最も高所にあると思われる露頭、矢田池の採石場と同じ地層だ、
産地で化石採集しながら鉄道写真もOK、私には楽しい採集地の一つになっている。
今回は先の採集者が崩した安全な崖ので採集、ほとんど転がっている石を割り採集、
崩されてから相当時間が経過しているので、石の表面は雨に現れて泥が流れ落ちて、
表面が観察しやすくなっているの状態、割るよりもまず表面観察が必要な状態だつた。
此処の石の特徴は泥岩と砂岩になるが、泥の質に大きく傾き風化が早いと言う石が多い、
元より化石本体が残る岩質ではないので、本体は溶け去り両面とも雌型と言う状態だ、
表面観察ではアンモナイトやウニの部品が多く、三角貝は完全体も多く見つかった、
クリーニングごの水洗は避けてブラシで泥を落とし、パラロイドで保護を行っている。
👇Shasticrioceras nipponicum (シャスティクリオセラス・ニッポニカム)
  YAMA6715
👇怪しい  Crioceratites asiaticum (クリオセラティテス・アジアティカム)? 
  YAMA6710
👇Phyllopachyceras sp. (フィロパキセラス属の一種
  YAMA6712
👇Anahamulina sp.  (アナハムリナ属の一種)
   YAMA6716
👇 Cytheales ?(ヘゴ属の化石・葉の付け根部分の印象化石)?
  YAMA6722
スケールはすべてが1㎝になります、Cytheales(シソカリアス?)は久しぶり、
以前に門田先生のところで現物を見ていなければ、プリカチユラと同定したはずです、
先に採集した物は和歌山県自博に寄付したので、この標本は不完全ですがキープです。
写真2番目のアンモナイトは怪しいですね、これ以外にも部品はたくさんありましたが、
断片的なものが多く泣く泣く現地に放置、まだまだ訪れたい産地となりました。




エネオス和歌山工場(東燃)の廃止

25日に衝撃的な二ユースが飛び込む、エネオス・和歌山製油所(有田市)が廃止?。
下津駅から有田方面に向かいトンネルを抜けると、小さなコンビナートが出現する、
夜間などは常夜灯に灯に照らされて幻想的に輝き、和歌山の産業を支えてきた光だ。
鉄道線路から望める海南の発電所と、和歌山石油とエネオスの和歌山工場の明かり、
下津付近では今は無き丸善石油の精製所の明かり、そして初島の東燃の明かりが見れた、
この明かりが廃止や閉鎖により次々消えていく、そして今度は初島の東燃閉鎖が決まる。
有田市の税収入の40%を占める事業所閉鎖、雇用の喪失も合わせ地域の衰退をも含む、
次の展望をも示すことなく「廃止」は、その地域に「死ね」と言うにも等しいと思う。
2023
年の業務廃止に向けてこれから荒れるだろう、それにしても嘆かわしいことだ・・
古くは東燃の名で知られた製油所で、初島駅構内は広く専用線ともつながっていた、
昭和50年頃にはここが始発となる石油列車が2本、それ以外の貨物も多く賑わった。
初島~下津間の峠に至るみかん畑の道、海・みかん畑・コンビナートを望む古道、
此処に登れば工場から海までが見渡せる、走る列車は変われども工場は変わらず。
👇昭和52年 DF50が引く貨物列車 今日の荷物は無し車掌車だけ。
 KNDF50265 初島~下津 5331レ
👇昭和53年 初島~下津 121レ EF58が引く客車列車
   KT58145 初島~下津  121レ
👇
昭和53年 初島~下津 貨5365レ 
 KT15207 初島~下津 5365レ
👇
初島~下津 「くろしお」 381系
 KT381259 871012 初島~下津
👇初島~下津  DD51X2+14系リゾート
       E046 871000 初島~下津

此処からの風景も5年後にはどのように変わるのだろうか?







化石産地で写真撮影

有田層に相当する化石産地で化石採集、この場所からは鉄道線路(紀勢線)が良く見える、
特に新宮方面行の列車が緩いカーブを曲がり、トンネルに吸い込まれていくのが見える。
化石採集に合わせてカメラと三脚を持参した、化石採集の場所の崖のへりにカメラを設地、
列車の通過時刻に合わせてタイマーだけ設定、化石採集をしながら息抜きに鉄道写真撮影、
ぐうたら鉄道マニア+化石マニア向けの産地、線路周りの建物がちょっと目障りだが黙認、
このような化石採集と写真が撮れる産地としては、紀伊由良付近の門前の大岩もおすすめ、
国道から見えなかった門前の大岩、付近が整備されて化石採集・写真ともに好条件になった。
休日に化石採集だハイキングだ鉄道写真だと、自分だけ遊びまわる身分で嫁んさんごめん、
できるだけ行ったら濃い内容にすることで、休日の家事などが出来るよう有効に使います。
👇紀勢本線 藤並~湯浅 51M  
 NDF_8066
👇紀勢本線 藤並~湯浅 2053M  
 NDF_8090
👇紀勢本線 藤並~湯浅 2057M  
 NDF_8107
👇紀勢本線 藤並~湯浅 2059M  
   NDF_8138
👇紀勢本線 藤並~湯浅 2063M  B編成で運転
 NDF_8162
👇紀勢本線 湯浅~藤並 2070M 上り線は電線の処理が難しい・・・  
 NDF_8093
👇紀勢本線 藤並~紀伊宮原 67M 有田川橋梁  
 NDF_8175
いずれの写真も今の若い鉄道マニ(撮り鉄)の方には不人気の「エンピツ写真」です。

有田川橋梁は長大な橋梁ですが、河川敷の樹木で川の部分しか撮影不可能でした、
長年放置された河川敷の土砂堆積と、河川敷への木々の繁茂で洪水の危険性が高まり、
上流部で河川敷の整備が始まり、数年後には見通しが良くなり風景が変わるはず。

有田層で採集(白亜紀の海岸)

前回干支の山「虎ヶ峰」の帰り道で、鳥屋城層にて2022年度の化石の初採集しました、
海岸の潮干狩り的採集に終わってしまったので、今日は有田層の産地に行って化石採集、
以前から採集したかった場所に行きましたが、コロナ下の事もあり許可がもらえません、
仕方なくと言うか第二の採集予定地へ転進、此処も危うい場所ですが大丈夫でしょう。
前年にどこかの猛者が含化石層を狙い壁を崩していました、だから割る石はゴロゴロ、
転石割に専念できる良い場所です、もう一つの良いことは眼下に鉄道線路が走っている。
化石採集道具以外にカメラと三脚を持参、時間を気にしながら片っ端から石を割る・・
この場所は少し泥っぽい石なのですが、アンモナイト・三角貝・ウニなどが他産します。
👇冬季限定の化石産地、夏場は雑草に覆われイノシシが徘徊する。
 NDF_8152
👇化石産地からの紀勢本線  家が多いけれどまっいいか?
   NDF_8137
まず放置プレイで表面が洗われた石の意確認、割ることなくシャスティクリオセラス、
割り込むとアンモナイトの部品がゴロゴロ、程よく風化した石からはアナハムリーナが、
状態の良い物だけを選びお持ち帰りします、後は残念ながら放置プレイの継続です。
👇残置(放置)石から拾ったシャスティクリオセラス
 DSC_0104
👇割り込んだ石からアンモナイト
 DSC_0100
👇今日はウニとトリゴニアが多く見つかる
 DSC_0097
殻こそありませんがこの産地のトリゴニアは良い、ウニもハート形の物が他産する、
後半に久しぶりにネイシアとバケべリアが出た、帰りのザックは満杯状態になった、
獣道を重い化石を背負い化石産地から下山、1か所産地を回るが見学のみに留める、
2回目の初採集でしたが満足のいく結果、次回は山奥の産地を回ろうかと思案中。


 


B編成が走る

283系は基本編成6両2本と予備編成3両2本、合計18両の小所帯で運用されている、
基本編成をA編成、基本編成+グリーン付きの3両予備編成を繋ぐ9両編成をD編成、
モノクラスの3両と基本A編成を繋げばE編成、予備編成同士を繋ぐとB編成と呼ぶ?
平常時は新宮方にパノラマグリーン車となるが、繁忙期の増結で9両運転となる時と、
車両の検査などにより基本A編成が運用を離れるときは、3+3のB編成で運転の時、
新大阪方がパノラマグリーンとなる、これが出来ない時は287・289の代走が行われる。
1月後半に入りこのB編成が活躍しだした、2月分の指定席情報をWEBで確認した、
ほとんどの日に運用されるようで工場入場のようだ、地下鉄なにわ筋線の工事に伴い、
先に暫定開業となる「うめきた(大阪)地下駅」この開業に合わせた車両の改造かも?。
通勤帰宅時に寄り道してB編成を狙ってみた、66Mと2053M狙いで稲原駅周辺で撮影、
梅の花の状態の下見もかねて山に登つてみた、梅畑は剪定の真っ最中で蕾はまだ硬い、
日向の南向き斜面には開花した蕾も見られた、2本の列車が足元を軽やかに通過した。
👇稲原~和佐  66M 基本A編成?
 NDF_8017
👇和佐~稲原 2053M B編成
 NDF_8040
 NDF_8044
👇南斜面の日向には気の早い梅の花が・・
 NDF_8055
海が見える千里海岸も良いが、今年の梅の花の季節にはここに通う事になるだろうな?



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