2022年07月

寄り道㉓ 高砂百合

ヒマワリが終わると沿線に白い花が目立つ、園芸で輸入されたと言われる高砂百合だ、
荒れ地にも育つユリで帰化植物としても有名、線路際にはたくさん見る事が出来る花。
台湾百合・高砂百合と呼ばれて、日本名は「ホソバテッポウユリ」と呼ばれている、
テッポウユリと比べると花にボリユームが無く、茎も細く葉も柳葉のような形状だ。
国内では海岸線から山間部まで広く分布している、連作障害が多くみられて消滅する、
生息場所を移動する旅するユリだ、球根や種子(風に運ばれる)で増える旺盛な生命力、
線路際のきわめて栄養の無いバラスの間でも生育、これからの時期は沿線を楽しませる。
以前は線路際で多くの群落が見受けられたが、線路整備が悪く接触限界まで草が生えて、
百合の花が草に埋もれて見えない状況の場所が多いが、目を凝らせば見つけられる。

岩代付近も良かったのだが雨が降っていた、紀伊由良駅は何とか曇天状態なので下車、
前日に見つけておいた材料線脇のユリの花、数は少ないが5分咲き状態で何とかなる、
軽く草を刈って付近を整備して花が見えるようにした、何とか同一フレームに収める。
👇紀伊由良駅構内  337M
 DSCN3908_Moment
👇紀伊由良駅構内 2053M
 DSCN3904_Moment
👇紀伊由良駅構内 6055M
  NDF_3356
 DSCN3905_Moment
👇紀伊由良駅構内 2057M
 NDF_3386
👇紀伊由良駅構内 66M
 NDF_3363





困った撮り鉄・おじさん

昨日ひまわりの花を求めて、紀勢線の沿線に写真撮影に訪れた・・・・
平日の早朝の列車の為に車で移動、地元の方が管理されているひまわり畑、
3脚を立てて撮影準備をして休憩していると、背後に人の気配を感じた、
その男は私の三脚・カメラに近づき、断りもなしにフアインダーを覗いていた、
「何か用ですか」と声をかけたが無視、バツ悪そうにカメラから離れていった、
ここで撮り鉄と馬鹿にされる撮影愛好家でも、挨拶ぐらいはするはずである。
すぐにカメラの場所に戻り異常はないか、横のカバンが触られていないか確認、
異常が無かったのでほっとしたのもつかの間、カメラの前に陣取り構図を確認している、
普通の撮り鉄ならば場所を譲りあったり、情報の交換や挨拶ぐらいは出来るのだ、
この男は人の前をうろうろしていて意味不明、こちらの言葉にも声を貸さない輩、
こちらも不安になり声を荒げてしまった、写野に入っているので移動してくれませんか、
その時の言葉が「俺もい写真撮っているんだ」、これにはさすがに「切れ」ました、
「撮り鉄なら好き勝手出来ると思うな」「自分の意図する写真が撮りたいなら早く来い」
「お前みたいな輩が居るから撮り鉄のレベルが下がるのだ」つい言ってしまいました。
これには相手もひるんだようで写野から出ましたが、戻ってくる可能性もあるので、
前に入られないように花の直前まで移動し、アングルを変えて撮影に挑みました・・
撮影後も何か独り言をつぶやいていましたが、知らぬ間にどこかに消えました。
定年退職後にお金があるから高級カメラ購入、撮るものが無いから鉄道写真でも?
コミュ二ケーションが取れないから、撮り鉄にも成れずに寂しく撮影は飛躍すぎか?
案外どこかの有名な鉄道写真家だったりして・・・・

👇撮り鉄よりひどいおじさん、顔は見せませんが二度と出会いたくないタイプ。
 NDF_3269
 NDF_3285
その時私が写した写真が下記、写真の片隅に地元のおばさんが写っています。
 NDF_3280
花の管理をしている地元の方です、本当は無人の方が良いですが私的にOKです、
仕事を中断していただいてまで無理は言いません、花の管理ご苦労様です・・・
欲を言えば水をヒマワリの高い位置で散水して、虹ができればベストなのですが。





真夏の化石採集 ②

昨日の真夏の化石採集で持ち帰った石、午前中に家事と菜園の整備を終えて取り掛かる、
団塊から出た化石と言う事で一抹の不安も、それと言うのはこの付近の産出傾向ならば、
団塊中心部は吹き溜まり状で部品が中心となる、部品が多く完全体は少ないの傾向だ、
ただしサメの歯や甲殻類は保存の良い物が見つかる、残りがあるように祈りながら割る、
石に覆われた部分をはがすと先が続かない、柔らかい石ならこの部分は地圧に負けている、
負けても印象で残っている場合が多いのだが、団塊の中心は本当に部品となっている・・
この石は後者の石にあたり先が見いだせない、折れ曲がっているかと痕跡を探したが✖だ、
それとなくゆる巻きで巻いているようにクリーニング、臍の部分の住房部分に接した先端に、
潰れた2巻き目らしい痕跡を見出せた、それなりに続く部品に見える状態で残した置いた。
👇クリーニング終了 ナノナビスも残して盆栽型クリーニング
  YAMA6941
👇保護剤のパラロイド塗布前と後
  YAMA6943

  YAMA6947
    クリオセラティテス・アジアティカム (Crioceratites  asiaticum)
        和歌山県有田郡湯浅町 中生代白亜紀 有田層(バレミアン)
シャステクリオセラスにも見えますが、肋の形状などから上の同定となりました。

さて今回のアンモナイト化石の採集地は、某有名産地と同じで団塊状の風化が激しい、
石は表面に近いために茶色い泥岩状で、時折青い砂交じりの泥岩団塊が見られる。
表面には所々に空間がありすべて溶けた化石跡、表面を見ているだけでも楽しくなる、
地主さんの確認が難しい場所になるので、今後の化石採集の許可がいただけるかは❓
今しばらくは工事停止で石の提供は無いと思われる、涼しくなったらまた訪れよう。

真夏の化石採集

真夏の化石採集に行ってきました・・・和歌山の有田層の超有名産地を2か所、
同じ職場の恐竜好きな子供さんの案内、もちろん恐竜が見つかった産地です。
   YAMA6930
一か所目の海岸ははほとんど熱波地獄の様相、日影を求めて右往左往しながら採集、
不思議な巻貝が一つ見つかりました、此処で化石採集の何たるかを説明し午後へ、
運よく産地も地主さんの許可が得られて、広い採石場を4人で独り占めで化石採集、
大勢が捜した後で手ごろな石が無く掘り返し採集、それでも主な種類は採集でき、
  YAMA6932
最後に訪れた露頭に誰が割ったのか団塊が一つ、明らかにおいしそうな石なのですが、
先行者は大割しただけで放置プレイ、チラリ見ただけで6種類の生物遺骸が確認でき、
割り進むと小さいですが完全体に近い状態の、クリオセラタイテスが2点と部品の山、
大変美味しい団塊で楽しませていただきました、この工事が進展すると大変ですね、
  YAMA6933
暑いなんて言ってられない状況になるかもしれません、しかし今は静観のみで沈黙!。
残念だったのは此処の化石が貴重だと言う事を言い忘れたために後の祭りに・・・、
見た目の良い物や完全体のみに目が行き、部品でも貴重なものが現場へ放置されました、
自分の採集では貧慾で部品まで持ち帰るのですが、今回は案内と言う事で説明足らずで、
貴重な化石の部品が持ち帰られず、現地に放置された可能性が大きく誰か拾って下さい。
  YAMA6935
最後の団塊から見つかったアンモナイト2点、トゲ付きクリオ(右)はガイド料です。


寄り道㉒ ひまわりの花(湯浅)

帰宅途中に車窓を目を凝らして花を求める、広川ビーチ~湯浅間で黄色い花が見えた、
湯浅駅で下車して広川ビーチへ戻り歩く事20分、広川町立小学校の付近の三角地、
小さいながらもひまわり畑が、南北の線路に対して東側の畑で方向はドンピシャだ。
 NDF_3113
問題は狭い三角地で下り列車しか撮影できない、またあまりにもきれいに整地され、
ひまわり畑ですよと言う姿勢が面白くない、週末臨の6058Mの時間が近くなってきた、
下り線側の一筋の畝に植えられた直線のひまわり、これをバックにまとめてみた。
👇広川ビーチ~湯浅 6058M
  NDF_3116
  NDF_3116
  DSCN3878_20220722 広川B~湯浅 2074M
ひまわりの位置は理想的だけれど、写真の広がりが取れないのが残念で再チャレンジか?
プロフィール

c58224

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