1999年湯浅で起きた土砂崩落での採集品、当時は螺管の厚みなどを考慮して、
「バレミテスの一種」と同定していたもの、近年フイロパキセラスを採集したことから、
この個体も怪しいアンモナイトの一種となった。
  YAMA4828
  YAMA4829
  YAMA4830
    Phylloceras sp. (フィロセラス) 245mm 有田層(中・上部層)
     和歌山県有田郡湯浅町
    
付近の産地から大型のアンモナイト、シャスティクリオセラス(70cm)も見つかるが、
それにしてもバレミテスは無いでしょ・・・・地圧による変形と似てるだけで同定した結果だ。

この標本から確認できるのは臍が小さい、細かな特徴的な縫合線が見られることなど、
住房部分に隠れた溶け込み部分は、丸く内巻き部分が確認することができる、
全てそろっていれば30cmにはなるだろう、フィロパキセラスのような肋は見えない、
このことを考慮すると一番近い物は、生存期間の長いフィロセラスだろうと思われる。
今春の採集では同種は見つからなかった、先月からこの付近の露頭を確認している、
この崩落跡地以外にもこの山全体に、有田層の化石層の露出部があることが確認できた、
今年のシーズンは楽しめそうだ・・・・