有田層では植物化石も多く見つかる、湯浅町南部ではシダ類の多く出る地層があり、
汽水域であるこの場所では河川の氾濫期に、多くの植物が堆積したと思われる、
北部の有田層からは断片化石が多いのだが、吉川の一地区に面白い場所があつた、
現在みかん畑で風化が進みはほゞ絶産状態だが、10年前は拾う採集ができたほど、
名無しの標本ではあるがここで数点を披露します、名前がわかればご教授ください。
                        
    
YAMA4847
    被子植物の球果又は種子と思われる、もしかしたら植物の断面の化石?

    YAMA4846
     ソテツ類類の幹の一部と思われる、大きなものだったが風化が進んでいた。

    YAMA4848
    表皮が落ちたソテツ類の幹の部分、もしくはへゴ類の化石と思われる。
    おもしろいのは表面の細かな条線模様と、断面部分に見られる模様(☟)

    YAMA4853
     黒い円の部分が水などを根から葉に運ぶ、維管束と言う管の名残り化石、
     ばらばらと全体に見えることから、ヤシなどの植物に近い植物かも・・・・

以前この産地の近くの有田層産地にて、「サイソカリアス」と言うへゴ類の化石を採集した、
現生のヘゴにそっくりな維管束が確認できた、名を教えていただいたのは門田先生、
門田標本にはソテツの花の化石なども有り、化石の同定などに大変参考になった。