白亜紀前期・バレミアン階の化石が出る、この路頭で資料の収集を行ってきた、
小さな露頭ではあるのだが魅力的で、珍しい?アンモナイト群が見られる・・・。
以前はひっくるめアナハムリナやシャステ・・パラクリオセラス・・で済ませてきたが、
それ以外にも特徴がある物が多く、アンモナイトも十数種が見つかっている。
以前Simbirskitesuと同定したものも実は、Karstenicerasであることが判明した、
今回も新たな追加標本が出たので、種名の同定に拍車がかかることとなりそうだ。
  YAMA5589
   👆 Karsteniceras obatai  Matsukawa   螺環の肋形状で判断 (第2標本)
   
   YAMA5602
   👆 Crioceratites sp.  スパイクのある部分の肋の形状が特殊 (第3標本)

   YAMA5598
    👆 Belemnopsisi sp、

化石の同定には群馬の山中地溝帯・瀬林層のアンモナイト論文等を利用している、
新しい標本が見つかるたびに、種判定へのキーワードが隠れていないか楽しみだ。