東京~名古屋間で運転された、準急・新東海の愛称版(列車名板)です。

東京~名古屋間で増え続ける乗客対応で、準行「東海」は4往復に増えましたが、
益々の需要増大に伴い1959年9月22日に、1往復が増発される事になりました、
準急「東海」は全車自由席での運転ですが、増発の1往復は全車指定制が採用され、
愛称も”東海”の前に”新”を付けて差別化して、「新東海」として設定されました。
1961年10月に「新東海」を速達化、特急「おおとり」が誕生して愛称名は消滅します。

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この愛称版は和歌山の「長崎屋」で鉄道フエアが行われ、同時に鉄道部品が販売されました、
前夜から列に並び10番という良い順番でしたが、販売品は目新しいもの目玉品もなく・・・・
愛称版「はまゆう」行先版「串本・多気」など購入、2巡目にはめぼしいものがなくなり、
塗装板の「準急」を購入しましたが、元板の部分の凹凸が気になったので剥離したところ、
「新東海」の愛称版だとわかりました、行先板・愛称版を含め塗り替え代用品が多くあり
下の行先板もお座敷列車用ですが、青いホーロー板に上書き代用しているものです、
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塗装された行先板に愛着があるので剥離はしませんが、下地が何なのか気になる板です。