鳥屋城層のデディモセラスノジュール、その出方には2つの法則がある・・・

柔らかい泥岩層の中にあって、ノジュール状態で出るもの他の化石と共産する、
地表に近い部分の風化した泥岩にある、私は2次堆積の可能性を疑っている。
もう一つは固い砂質泥岩中の物、母岩もノジュールも固く同一の岩質ではあるが、
ノジュールを形成している事が特筆される、死後堆積でも吹き寄せ状態でない物が多い、
ただ保存状態が良くナミマガシワなど、生存時または死後寄生した買いなども保存される。
本当の所はどちらも同じ堆積方法なのだが、堆積環境の違いによるものかもしれない。

有名な長谷川のみかん畑の露頭からは前者、保存はよくないが採集は簡単で多く見つかる、
下の写真は長谷川地区の小さな沢から、一応ノジュールになるが柔らかい泥岩質であった。
   F142
2枚目は北斜面伏羊の滑滝状の露頭、この露頭には下の3枚目のがちがちのノジュールが、
その上の柔らかい?泥岩層からは、柔らかいノジュールから出てくるのがうれしい。
   F143

がちがちのノジュールは北斜面に多く、上の写真のすぐ下から見つかったノジュールは、
土台となる急斜面の滑滝状の岩に食い込み、分離にも苦労する代物だった・・・・。
   I952
下の写真は南斜面ではあるが、硬い岩盤上に3個のノジュールが連続して見られた、
いずれのノジュールにもデディモが入っており、ここでは地層に沿い探すことができる。
   F138

固いノジュールほど保存状態の良いものが多い反面、実は無化石でハズレの時もある、
特に鳥屋城山直下の層の最上部では、デディモセラスは見られないことが多い。
初めて挑戦するなら長谷川の蜜柑山がおすすめ、適度に風化が進んでいるので、
生で入っている状態で見つけることもできる、急な斜面の中ほどにはノジュールも、
いずれにしても私有地に入るのは許可を、個人的には沢筋を探すのがおすすめだ。