野上電気鉄道はかって和歌山県に存在した鉄道、1994年(平成6年)4月1日廃止、
野上町(紀美野町)と海南市を結ぶ全長11.4KM、単線電化の赤字ローカル私鉄で、
1973年に一部廃止の申請を出すも、国からの地方鉄道への欠損補助金の交付と、
地元からの補助金を受け取ることにより、廃止撤回を行い以後の運航を続けるも、
運営状況の回復が見られない状況が続き、補助金の廃止に伴い早々と会社解散。
実際の所は会社自体が運営状況改善の努力をせず、補助金を頼りの放漫経営が続き、
自力再建よりも関連会社のの鉄観光バスの保護を優先、体質改善努力を行うことをせず、
湯水のごとく補助金があると勘違いし、膨らんだ借金に押しつぶされたというのが真実。
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地元の鉄道であり無くては成らない交通手段であったが、会社体質の悪化は見通せた、
高校3年間就職してから十数年間利用したが、乗車には事故・故障のリスクを感じていた。
社員第一の風土で旅客は第二というスタンス、安全など二の次でよくここまで事故もなく、
野上谷の唯一の交通手段として走りぬけたことが、七不思議のひとつに入れたいくらいだ。

鉄道フアン的には阪急・阪神の旧型車に南海の台車、寄せ集めの部品の骨董品電車、
付近の四季折々の自然の素晴らしさ、いい加減な安全重視でない運行体質もあったが、
地元という利便性といつでも撮影できるという、安心感と経済性があり被写体としていた、
廃止決定までの間は自由に撮影できた、というより話題にも上らなかったのが正当かな?